ゼノンザード:カードダスとAIが融合 スマホゲームが今夏配信へ 「ブギーポップ」作者が原案

「AI CARDDASS」の第1弾「ゼノンザード」のキービジュアル(C)BANDAI・STRAIGHT EDGE
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「AI CARDDASS」の第1弾「ゼノンザード」のキービジュアル(C)BANDAI・STRAIGHT EDGE

 バンダイがAI(人工知能)の技術を活用したデジタルカードゲームの新ブランド「AI CARDDASS(エーアイカードダス)」の第1弾としてスマートフォン向けゲーム「ゼノンザード」を今夏、配信することが19日、明らかになった。人気ライトノベル「ブギーポップ」シリーズなどの上遠野浩平さんが原案などを手がけ、「ソードアート・オンライン」「魔法科高校の劣等生」などの人気ライトノベルの編集者として知られる三木一馬さんが代表取締役を務めるストレートエッジとバンダイが原作を手がける。今夏にはプロモーションアニメを配信するなどメディアミックスを展開するほか、eスポーツイベントの参戦も予定している。

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 ゲームは、将棋ソフト「Ponanza(ポナンザ)」を開発したHEROZ(ヒーローズ)のAI技術を活用する。プレーヤーとの対戦を通じてプレー内容や思考、癖などによってAIが個性を持って成長する。AIの育成や人間とAIの対戦、人間とAIの共闘を楽しめる。

 声優として梅原裕一郎さん、早見沙織さん、近藤玲奈さん、高橋李依さん、中井和哉さん、上坂すみれさんらが出演する。プロモーションアニメは、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」などの及川啓さんが監督を務め、「IS<インフィニット・ストラトス>」などのエイトビットが制作する。

 19日、東京都内で会見が開かれ、バンダイの川口勝社長は「『AIがキミを一流にする』がキーワード。カードゲームはルールが難しい、途中で始めにくいところもありますが、AIがサポートしてくれることで、気軽にできる。カードゲームの競技人口が増えると思います。バンダイにとって大きなチャレンジ」と話した。会見には、バンダイのカード事業部の小谷英斗プロデューサー、ストレートエッジの三木さん、モデルで女優の佐野ひなこさんも登場した。

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