草なぎ剛さんが16日、東京都内で開かれた映画「まく子」(鶴岡慧子監督)の公開記念舞台あいさつに、主演の山崎光さん(15)らと登場。山崎さんが映画を振り返って「大事な1年間でした。俳優人生の糧になったと思います」とあいさつすると、父親役を演じた草なぎさんは「僕も山崎君と演技ができて、学ばせていただくことがたくさんあった。これからも仕事ができたらいいですね。楽しかったです」と語った。
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映画のタイトルにかけて「どんなことを『まいて』生きていきたいか?」と質問された草なぎさんは「笑いをまいていきたいですね。笑うって大事ですよね」と回答。さらに元気の源を聞かれると「こういう(舞台の)場に立つこと。昨日も『(遅くまで起きて)肌が荒れては嫌だな』と思って早く寝ました」と笑顔で語っていた。
舞台あいさつには、ヒロイン役を演じた14歳の新音(にのん)さん、須藤理彩さん、鶴岡監督も出席。草なぎさんは、山崎さんと2人で前張りを使った撮影を振り返り、「山崎君は前張りをしていたのですが、僕はしていなくて。してみたら形が合わなくて。前張りの形ってあるんですね」と語り、観客を笑わせていた。
「まく子」は、直木賞作家の西加奈子さんの同名小説(福音館書店)が原作。小さな温泉街に住む小学5年生の慧(山崎さん)が、不思議な魅力を持つ美少女の転入生コズエ(新音さん)と出会い、彼女に秘められた秘密を知ることで、少しだけ大人へと近づいていく……というストーリー。
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