俳優の竹内涼真さんが25日、東京・新宿の歌舞伎町で行われた米映画「名探偵ピカチュウ」(ロブ・レターマン監督、5月3日公開)のワールドプレミアイベントに登場。イベントではピカチュウのしっぽをイメージした、黄色と黒のギザギザ模様の“稲妻イエローカーペット”を竹内さんらがファンから歓声を浴びながら歩き、竹内さんは「僕、初なんです。カーペット歩くの。それがイエローカーペットですごく感動しました」と笑顔を見せた。
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日本語吹き替え版で主人公ティム(ジャスティス・スミスさん)の声を務めた竹内さんは「ジャスティスのアフレコをしながら……感動しながらアフレコしていました。(ピカチュウの声を担当する)ライアン(・レイノルズさん)とジャスティスのお芝居が素晴らしかった分、日本語で声を当てるのは難しかったけど、英語でも日本語でも楽しめる作品にしたはずです」と自信を見せた。
イベントには、レイノルズさん、スミスさん、ヨシダ警部補役の渡辺謙さん、ヒロインのルーシー役のキャスリン・ニュートンさん、ルーシーの日本語吹き替えを務める飯豊まりえさん、レターマン監督も出席した。
青を基調とした着物姿を披露した飯豊さんは、「世界規模のワールドプレミアに参加したこともなかったですし、貴重な時間だったなと思います。ライアンさん、ジャスティスさん、キャスリンさんとこうしてお会いできるのが夢のようで。ポケモンも大好きだし、本物の皆さんとお会いできて光栄に思っています」と感動した様子で明かし、吹き替えについては「初吹き替え挑戦だったんですけど、キャスリンさんのお芝居が繊細で、寄り添っていくのが楽しかったです」と感想を語った。
レイノルズさんはイエローカーペットについて「素晴らしかったです。高校の卒業式にも同じものがあればよかったなと思いました」と笑わせ、「東京に来れてうれしく思っていますし、本作を東京でお見せできるのをうれしく思っています。ポケモンの文化に愛情を持って、たくさんのリスペクトを持って作り上げたみんなの努力の結晶ですので、ぜひぜひ楽しんでいただければと思います」と語った。
「名探偵ピカチュウ」は、ゲームやアニメ、映画などさまざまなコンテンツで人気を集めている「ポケットモンスター」シリーズから、2018年に発売されたニンテンドー3DS向けゲーム「名探偵ピカチュウ」が原作。「ポケモン」が実写映画化されるのは初めてで、映画「パシフィック・リム」「ダーク・ナイト」シリーズのレジェンダリー・ピクチャーズが製作。
少年のころポケモンが大好きだったティムのもとに、ある日、疎遠になっていた父・ハリーの同僚のヨシダ警部補(渡辺さん)からハリーが事故で亡くなったという連絡がくる。人間とポケモンが共存する街・ライムシティーに向かったティムは、父の部屋で人間の言葉を話す名探偵ピカチュウと出会う……という内容。
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