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アニメ質問状:「ワンパンマン」 第2期で制作体制が変わり… 細部まで原作に忠実な演出、絵作りを

アニメ マンガ
アニメ「ワンパンマン」の一場面(C)ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、ウェブマンガサイト「となりのヤングジャンプ」(集英社)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「ワンパンマン」の第2期です。バンダイナムコアーツの松井千夏チーフプロデューサーに、作品の魅力などを語ってもらいました。

 --作品の概要と魅力は?

 主人公サイタマはたまたま遭遇した怪人を倒したことがきっかけで、趣味でヒーローを目指します。3年間の特訓により毛髪はなくなりますが、無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃で倒すヒーローとなります。やがて弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始。周りに功績を認められず、時には非難されながらも、周囲の評価を全く気にせず、時には気にしつつも、強敵を倒していきます。

 第2期は怪人発生率が異常に高くなる中、怪人に憧れヒーロー狩りを始めるガロウが現れます。一方、サイタマは武術の使い手というガロウに興味が湧き、武術を体験するため異種格闘技大会「スーパーファイト」に出場するという展開になります。

 原作は「モブサイコ100」のONE先生が原作を、「アイシールド21」の村田雄介先生がマンガを担当されている大ヒットコミック。現在ウェブコミックサイト「となりのヤングジャンプ」で連載中です。

 --アニメにするときに心がけたことは?

 ONE先生による独特なユーモアと伏線が張られたストーリー、村田先生の抜群の画力によるマンガを忠実に表現することはとてもハードルが高いですが、アニメ化するからには目指さなければと考えました。ストーリーについてはシリーズ構成の鈴木智尋さんがONE先生の感性にぴったりだと考えお願いしました。

 映像に関しては第1期では制作会社マッドハウスさんが奇跡的に集まったアニメーターの皆さんとアニメーションの動きの魅力を追求してくださいました。第2期は櫻井親良監督のもと、J.C.STAFFさんが細部まで原作に忠実な演出、絵作りにこだわって作っていただいています。

 --作品を作る上でうれしかったこと、逆に大変だったことは?

 たくさんありますが、特に挙げるとしたら、日本国内だけでなく、世界中から反響をいただいたことでしょうか。原作の普遍的な魅力からある程度は予想していましたが、ここまで世界中の方に愛される作品は珍しいのではないかと思います。

 大変だったことは、第2期からスタジオが変更になったことです。放送前からぜひ第2期を作りたいと考えていましたが、作品ファンが制作体制の違う第2期を果たして望んでいるのか?と悩みました。しかし、連載中の原作のアニメ化を任せていただいたからには、新たなアプローチで「ワンパンマン」の魅力を表現することに挑戦し続けなければならない、と考えました。結果的にただでさえ高いハードルの第2期を引き受けてくださり、新たな挑戦を続けてくださるJ.C.STAFFさんには感謝しても感謝しきれません。結果的にこれもうれしいことの一つですね。

 --今後の見どころを教えてください。

 個性豊かなキャラクターが次から次へと登場し、怒涛(どとう)の展開となるのが今後の見どころです。これまではあくまでサイタマの物語でしたが、ほかのキャラクターたちのドラマが見えてきて、より深く楽しんでいただけると思います。特に第2期からの新キャラクターでメインキャラクターでもあるガロウがいよいよ本格的に動きます。必ず正義のヒーローが勝つことに疑問を感じて、ヒーローを倒す最強の怪人を目指す彼の「正義」を見届けてください。また、今後登場するキャラクターも驚きのキャストを用意しています。豪華共演も「聴きどころ」です。

 --ファンへ一言お願いします。

 まずは3年半お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。これから怒涛の展開に突入します。ジェットコースターに乗っているような気持ちで楽しんでいただけるとうれしいです。そしてサイタマの一撃(ワンパンチ)がいつ出てくるのか、楽しみにしてください。皆様に楽しんでいただけるようスタッフ&キャスト一丸となって最後まで頑張ります!

 バンダイナムコアーツ  映像プロデュース本部 チーフプロデューサー 松井千夏

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