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前田敦子:名曲「愛の讃歌」歌唱の裏側にあった“重圧” 壮大さに苦悩「生半可な気持ちでは負けてしまう」 

映画 芸能
映画「旅のおわり世界のはじまり」で主演を務める前田敦子さん

 日本とウズベキスタンの初の合作映画「旅のおわり世界のはじまり」(黒沢清監督、6月14日公開)で主演を務める前田敦子さん。2012年8月に「AKB48」を卒業し、本格的に女優としての道を歩みを始めてから今年の夏で丸7年と、その月日は、アイドルとして活動していた期間を上回ろうとしている。そんな前田さんは今回、劇中で美輪明宏さんの歌唱でも知られるシャンソンの名曲「愛の讃歌」を披露しているが、その裏側にあった“重圧”について告白している。

 黒沢監督と3度目のタッグとなった「旅のおわり世界のはじまり」。“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めながらテレビ番組のリポーターを続ける主人公の葉子(前田さん)が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国でのさまざまな出会いによって、新しい扉を開き、成長していく姿を描く。

 前田さんの4枚目のシングル「セブンスコード」のミュージックビデオの派生作品で、ウラジオストクで撮影された「Seventh Code」(14年)を経て、「彼女の非凡な個性は、日本ではない異国の土地でよりいっそう鮮烈に輝くに違いない」と確信した黒沢監督が、言葉の通じない異国で不安や緊張を持ちながらも、自分の道を模索する葉子の繊細な心の移ろいを見事にすくい上げている同作。

 全編通してほぼ出ずっぱりの前田さんが、何よりもプレッシャーを感じていたというのが映画の終盤、山の頂上とナボイ劇場を舞台にした「愛の讃歌」の歌唱シーンだという。「日本にいるときも、ウズベキスタンに入ってからもずっと練習を重ねてきましたが、それでもちゃんと歌えるかどうか心配で……。そのプレッシャーに比べれば、どんなに過酷な場面もまるで気にならなかったくらい」と振り返っている。

 撮影前から念入りな準備をしていてもなお、心配だったという当時の彼女の緊張感がありありと伝わってくる言葉だが、前田さんを特に苦しめたというのが「愛の讃歌」の壮大さだった。

 「あまりにも深く果てしない感情が表現されていて、生半可な気持ちではその世界に負けてしまう。だけど、この場面は葉子が自分の感情を解き放つ大事なシーンだと思っていたので、とにかく歌と向き合って、歌詞の一つ一つを真っすぐ届けることだけを考えていました」と明かしてる。

 今作において重要な意味を持つ歌唱シーンに真摯(しんし)に向き合った前田さん。果たして名曲「愛の讃歌」をどのように歌い上げるのか。映画はいよいよ14日に公開される。

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