アンジュルム和田彩花:元気いっぱい笑顔で卒業 涙ぐむメンバーをフォローも 次の夢は「またステージに戻ってくること」

卒業公演を行ったアンジュルムの和田彩花さん
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卒業公演を行ったアンジュルムの和田彩花さん

 アイドルグループ「アンジュルム」が6月18日、日本武道館(東京都千代田区)で「アンジュルム コンサートツアー 2019春 ファイナル 和田彩花卒業スペシャル 輪廻転生~あるとき生まれた愛の提唱~」を開催。リーダーの和田彩花さんが同公演をもって卒業した。

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 和田さんは、アンコールのMCで「楽しいことだったり、つらいことだったり、悲しいことだったり、悔しいことも(メンバーとファン)みんなで一緒に乗り越えてきたので、“仲間意識”というのがすごくある。性別も年齢も、もしかしたら国も関係なく、同じ人間だからみんなで支えていこうって。私たちとファンの皆さんの関係の中で、そういう当たり前のことを当たり前でいさせてくれたことが、本当にうれしい」と笑顔でファンに感謝していた。

 卒業ライブは「赤いイヤホン」で幕を開け、最初のMCの際、2017年に解散したアイドルグループ「℃-ute(キュート)」のリーダーで、ハロー!プロジェクト5代目リーダーの矢島舞美さんがサプライズ登場。矢島さんは和田さんに花束を渡した。

 ライブの中盤、「交差点」を歌唱中に、メンバーが涙ぐんでしまう場面も。和田さんはリーダーらしく笑顔でフォローしていた。その後のMCで和田さんは、メンバーが泣いているのを見て、「涙が引っ込んでしまいました」と笑顔で語った。

 客席から大歓声を受けて、アンコールで登場した和田さんは、「S/mileage(スマイレージ)」の「ぁまのじゃく」を歌唱。歌い終えて、「すてきなメンバーとスタッフさん、そしてファンの皆さん、みんなでアンジュルムを作れて本当にうれしいし、誇りに思います」と語った。さらに「明日からグループではなく、和田彩花として生きます。明日からは自分が何を守って、何を愛して、どんな夢を持ってそれをどうかなえていくのかということを今一度考え直して、自分の中で向き合っていきたい。こういった活動があったからこそ、いろんなことに気づけたし、アイドル、そして女性のあり方についても今一度見つめ直していきたい」と語った。

 そして「アイドルの解釈の幅を広げるために、またステージに戻ってくることが次の夢。それに向かって頑張っていきたい」と今後の目標を掲げていた。そして、「長い間、熱い声援とたくさんの愛をありがとうございました」と深々とお辞儀をし、感謝の意を表していた。

 和田さんは1994年8月1日生まれ、群馬県出身。2004年「ハロプロ エッグ オーディション2004」に合格し、2009年にメジャーデビューを目指すためのユニット「S/mileage(スマイレージ)」のメンバーに選出されリーダーを務め、2014年にアンジュルムに改名。昨年4月に卒業を発表していた。

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