ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風:中村悠一 “ラッシュ掛け声”は「緊張感あった」 ブチャラティ役は「非常に輝かしい思い出」

テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」で中村悠一さんが声優を務めるブローノ・ブチャラティのビジュアル (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会
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テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」で中村悠一さんが声優を務めるブローノ・ブチャラティのビジュアル (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険GW製作委員会

 荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部が原作のテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のアフレコがこのほど終了し、ブローノ・ブチャラティ役の中村悠一さんのコメントが公開された。劇中で「アリアリアリ……」と連呼する“ラッシュ掛け声”について「緊張感がありました」という中村さんは、「この1年は自身にとっても『黄金体験』になりました。非常に輝かしい思い出としてあります」と語っている。

ウナギノボリ

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 ――全話収録を終えての感想をお願いします。

 物語上は短い期間の旅ですが、アフレコの旅はなんだかんだ1年近くなので達成感もあるのですが少し寂しさも感じています。

 ――アフレコ時、もしくは本編内容について、印象深いエピソードを教えてください。

 やはり「ラッシュ掛け声」は緊張感がありました。一応原作最準拠ということで回数も合わせての「アリアリ」でしたが、この数を数えるという作業と、実際に意気込んでラッシュを決めるという作業の相反する感情がポイントでした。自分の中では「アリアリ……」と掛け声を決めていくのは「ブチャラティ」なのか「スティッキー・フィンガーズ」なのかで疑問を持ち、中間のような表現をさせていただきました。

 他の部の方にお会いした時に「ラッシュの回数合わせ大変ですね!」と話を振ったら「そんなとこまで合わせてるの? すごいね!」と言われ、我々の部だけのオリジナル頑張りだったようです(笑い)。

 ――自身にとって、本作への出演はどのような“体験”になりましたか?

 この1年は自身にとっても「黄金体験」になりました。非常に輝かしい思い出としてありますし、放送を見る時にも作画チームの気迫や演出の妙を楽しませていただいておりました。出演していながらも、視聴者目線で楽しめる。一週間に2度おいしい作品でした!(笑い)。

 ――第38話、第39話(最終話)の放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。

 少し遅れてになりますが、きっと満足いただけるクオリティーになっております。まぁ、わざわざ私が言わなくても、これまで追い続けてくださっている皆様には分かっていることでしょうけども……。ブチャラティにも最期の言葉がございますのでよろしくお願いします! きっとこれから先も続いていくであろう「JoJo」の物語を、楽しみにお待ちください! アリーヴェデルチ!!

 「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」はイタリアが舞台で、ジョースター家の宿敵・DIOの血を継ぐジョルノ・ジョバァーナの活躍を描いている。TOKYO MXほかで放送中。第38話「ゴールド・E・レクイエム」、最終話「眠れる奴隷」は2話連続放送。TOKYO MX、BS11では7月28日午後8時、MBSでは28日深夜2時55分に放送。AbemaTVでは29日午後10時に配信される。

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