菅田将暉:監督デビューで苦労痛感「難しい」 石崎ひゅーいと弾き語りも

セカンドアルバム「LOVE」の発売イベントを開催した菅田将暉さん
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セカンドアルバム「LOVE」の発売イベントを開催した菅田将暉さん

 俳優の菅田将暉さんが7月10日、東京都内でセカンドアルバム「LOVE」の発売イベント「Short Film『クローバー』トーク&特別上映会」を開催。この日は、同アルバムに収録された曲を基に、菅田さんが初めて監督を務めたショートフィルム「クローバー」の上映後にトークショーが行われ、菅田さんは「好きなことをやらせていただいて面白い」と笑顔を見せるも、「20代後半の“小おじさん”(主演の仲野大賀さん)がスーツから着替えているだけの3分間とかあるでしょう。何見せられているんだろうって、俺だったら文句言う」と苦笑いで話していた。

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 ショートフィルムは、シンガー・ソングライターの石崎ひゅーいさんが作詞、作曲を手がけ、アルバムに収録された曲「クローバー」のメッセージを、菅田さんがくみ取り、企画・プロデュースした。構想から約半年をへて製作されたオリジナルストーリーで、同曲が主題歌となっている。アルバムの初回生産限定盤に収録された。

 当初は5分の予定だった映像が、最終的に47分になったといい「プロットの殴り書きがあって、5分のつもりで書いた2枚(の紙)が、映像であんなことになる。役者として驚きというか、監督って大変というか難しいなって」と監督業の苦労を痛感したことを告白。「僕らの日常を単純に忘れたくないから残したいなと思った。エンターテインメントとして人様にお見せした瞬間に、一人でもその人の何かに変わればいいな」と作品に込めた思いを語った。

 また主演の仲野さんについて「役者として一番好きな同世代で、作品見るたびに『すげえな』って思う」と評し、「大賀の日々のいいところが撮れたような気がしている」と自信たっぷり。「『今日俺(今日から俺は!!)』での大賀もカッコいいけど、何もしない大賀を見たいと思った」と演出意図を明かしていた。

 この日は石崎さん、映像作家の山田健人さんも出席。イベント終盤には、菅田さんと石崎さんが弾き語りで「クローバー」を生歌唱した。

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