白石麻衣:「スマホを落としただけなのに」続編でヒロイン ハードな場面の連続… クールビューティー返上? 

映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」でヒロイン役を務める「乃木坂46」の白石麻衣さん (C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
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映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」でヒロイン役を務める「乃木坂46」の白石麻衣さん (C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会

 アイドルグループ「乃木坂46」の白石麻衣さんが、2020年に公開される映画「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(中田秀夫監督)でヒロイン役を務めることが8月7日、明らかになった。北川景子さん主演で2018年に公開された映画「スマホを落としただけなのに」の続編で、前作で猟奇的な連続殺人事件を解決に導いた加賀谷(千葉雄大さん)の恋人・松田美乃里を演じる。

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 美乃里は、加賀谷と付き合い始めて3年たつが、2人の将来について煮え切らない態度の加賀谷に不満を募らせている。以前、加賀谷も勤めていたIT系の会社に勤めており、ある日突然、謎の男に狙われることになる……という役どころ。

 ミステリー映画のヒロインに初挑戦する白石さんは、「中田監督からは『今まで見せたことのないような恐怖の表情で(演じて)!』など、さまざまな演出をしてもらいました。私自身、誰にも見せたことのない、そして私自身も見たことのない表情を監督から引き出していただけたと思います。今まで挑戦できなかった難しいシーンも盛りだくさんだったので、今から完成した映像を見るのが楽しみです」とコメントしている。

 「スマホを落としただけなのに」は、2017年の「このミステリーがすごい!(このミス)」大賞の“隠し玉”作品(=受賞には及ばなかったもののベストセラーになる可能性を秘めている作品)に選ばれた、志駕晃さんの同名小説(宝島社文庫)が原作。

 今回の続編は、志駕さんによるシリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(同)を原作に、中田監督が再びメガホンをとった。

 長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件が幕を閉じてから数カ月。同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見される。真相を探るため刑事・加賀谷(千葉さん)は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田凌さん)のもとへ。加賀屋が「お前が殺したのか?」と尋ねると、浦野は、彼が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物の存在を明かす。一方、同じころ、加賀谷の恋人・美乃里(白石さん)を狙う謎の男の姿が。加賀谷は、苦渋の選択で浦野に事件の捜査協力を依頼することを決断するが……と展開する。

 撮影前、白石さんに「『喜怒哀楽』の感情表現豊かなヒロインを一緒に作りましょう」とお願いしたという中田監督は、「『クールビューティー』のイメージのある白石さんに、『キュートで熱い』女性像を演じてもらいたかったからです」と説明する。

 さらに「初めて演じるハードな場面の連続を『全身全霊=ボディー&ソウル』ぶつけて演じ切ってくださり大感謝です。ですから私も『えっ! 白石麻衣が、ココまでやる!?』と観客の皆さんに『ドキリ、ゾクリ、ゴクリ』としてもらえる演出を心がけました。どうぞお楽しみに!」と語っていた。

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