いなくなれ、群青:横浜流星をブレーク前にキャスティング「舞台がすごく印象に残った」 イベントで製作秘話明かす

映画「いなくなれ、群青」の公開直前特別試写会に登場した柳明菜監督(左)と菅原大樹プロデューサー
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映画「いなくなれ、群青」の公開直前特別試写会に登場した柳明菜監督(左)と菅原大樹プロデューサー

 俳優の横浜流星さんの主演映画「いなくなれ、群青」(柳明菜監督、9月6日公開)の公開直前特別試写会が9月3日に東京都内で開催され、柳監督と菅原大樹プロデューサーがトークショーを行った。

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 トーク中、主演の横浜さんが、今のようにブレークするよりも前に今作への出演が決まっていたという話になると、菅原プロデューサーは「僕は今回が映画をプロデュースするのが初めてで、今までは舞台をメインにプロデュースをしていたのですが、せっかく映画を作るのであれば男性の登場人物には舞台に携わった子たちをキャスティングするのが自分の使命かなと勝手に考えていました」と語り、「横浜流星は、過去に出演している舞台を見ていてすごく印象に残っており、今回、七草役をお願いしました」と明かした。

 また、観客から映像についてのこだわりを聞かれると、柳監督は「この作品は原作があまりにも美しいので、映像も絶対に美しいものでなければいけないと思いました」といい、「パイロット版(サンプル映像)を作ってプロデューサー陣と話し合って、カラコレ(映像の色彩を補正する作業)に関しては本作以上に時間をかけた作品はないくらい時間を費やしました」と明かした。

 映画は、河野裕さんの同名青春ミステリー小説(新潮文庫nex)が原作で、ミステリアスな雰囲気の七草(横浜さん)とりりしい少女・真辺(飯豊まりえさん)が奇妙な島・階段島で出会う……というストーリー。

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