落語家の立川志らくさんがこのほど東京都内で行われた、自身がMCを務める新番組「グッとラック!」(TBS系、月~金曜、午前8時)の囲み取材に出席。どんなMCを目指すのかを聞かれた志らくさんは、「(視聴者の)皆さんは、『志らくはコメンテーターとして責任のないところで発言しているから面白いのに、全体を見渡して忖度(そんたく)をするようになったら面白さがなくなるのでは』って余計なお世話の心配をする人がいっぱいいる(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話し、「好きなだけしゃべってくれ(と言われているし)、ゲストのコメンテーターの口を押さえてしゃべってもいいって気持ち。メインMCだけどコメンテーターの拡大版みたいなもの。好きじゃないけど“ご意見番”」とこれまでと変わらない“辛口”コメントを約束していた。
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そう話した立川さんは番組での自身の役割について、「いっぱいコメントをするMCという言い方は変だけど、時間調整やコメンテーターに回すのは(TBSアナウンサーの国山)ハセンさんにお任せして。『ニュースキャスター』(TBS)のときの(ビート)たけしさんのポジションとか、他局だけど『ワイドナショー』(フジテレビ)の松本(人志)さんだってメインだけど全体を仕切るわけではない」と説明した。
囲み取材には同番組に出演する国山アナ、アシスタントの若林有子アナ、気象予報士の根本美緒さん、芸能レポーターを務める高野貴裕アナも出席。高野アナから「いつも怒っているイメージ」と言われた志らくさんは、「全然怒っていないし、普段怒ることまずない。テレビでも何かこれを言ったら一番相手がダメージを受けるだろう言葉をチョイスして言うから怒っているように見えているだけ。梅沢(富美男)さんとか坂上(忍)さんみたいに怒ることはまずない」と本当は穏やかであると主張。そして、「それだけ陰険だということ。すごい陰湿なんです(笑い)」と自虐的に話し、周囲を笑わせていた。
そんな志らくさんも休日は、「素は本当に面白くもなんともないマイホームパパ。休みの時間は全部子供といることにしか使っていない」と明かし、「家にいればお風呂も入れるしご飯食べさせる。夜中のミルクもあげる。イクメンという義務感はない。好きでやっているから。近頃2歳の娘は私のことをママって呼ぶ」と照れくさそうな笑顔を浮かべていた。
番組では、最大関心事のニュースを中心に、映画や歌謡曲に精通している志らくさんによる「エンタメ&芸能コーナー」を充実させる。また、YouTubeやツイッターで話題の、せやろがいおじさんによるコーナーなど、オリジナル企画を立ち上げる。9月30日にスタート。