新木優子:「モトカレマニア」で人生観に変化 元彼と再会したら…

連続ドラマ「モトカレマニア」に出演する新木優子さん(右)と高良健吾さん
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連続ドラマ「モトカレマニア」に出演する新木優子さん(右)と高良健吾さん

 モデルで女優の新木優子さんと俳優の高良健吾さんがダブル主演を務める連続ドラマ「モトカレマニア」(フジテレビ系、木曜午後10時)が10月17日から放送される。同作は、元彼のマコチこと斉藤真(高良さん)への思いを引きずる主人公の“ぶっ飛び女子”難波ユリカ(新木さん)の姿を描くラブコメディー。ユリカを演じていて「自分がポジティブに生きる糧になる過去の恋愛なら引きずっても良いのかなと思えた。人生観が変わるというか、明るく生きられる役と出会えた」と語る新木さんに、初共演の高良さんの印象、ドラマの魅力、恋愛観などについて語った。

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 ◇高良健吾の“男気”に「付いていきたい」

 ドラマは、マンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中の瀧波ユカリさんの同名マンガが原作だ。少女マンガが大好きだという新木さんは、原作について「今までにないぶっ飛んだマンガだと思い、面白かったです。妙にリアルで見ている人を引きつけます」と力説する。

 新木さんが演じるユリカは、毎朝SNSでマコチの名前を検索。マコチと妄想の会話を楽しんだり、初対面の男性に「モトカレスカウター」を起動させ、マコチとのかすかな共通点を見つけると恍惚(こうこつ)の表情を浮かべる……という設定。「周りから見ると“イタい”と思います。だけど、彼女からしたら(これらは)ポジティブなこと。思ったことをしたいように生きている。自分自身でそういうことを受け入れていて、そこが可愛らしいと思いました」と楽しそうに語る。

 新木さんと高良さんは今作が初共演。高良さんの印象には「クールな印象を持っていたのですが、お会いしたときに『4カ月よろしく!』って、手を差し出してくださいました。(撮影前に)握手をしたのは初めてで、とても印象に残っています。男気があふれていて頼もしいな、付いていきたいなって思いました」と、声を弾ませていた。

 ◇プラスの出会いは「影響してきた」
 
 ドラマの内容にちなんだ「過去の恋愛を引きずるタイプか」という質問に、新木さんは「引きずるか引きずらないかというのは、その時期だったり、精神状態が関わってくるので複雑かも(笑い)」と答えながら「恋人だけでなく、自分にとってプラスになるような大切なこと(出会い)などは、その後に影響してきたと思います。自分にとってマイナスの影響になることは引きずらず切り離すよう、意識しています」ときっぱり。

 「元彼に会ったら、どういう態度をとるか」という質問では「1対1の状況だったら声を掛けて『懐かしいね』って時間を共有すると思うけど、お互いに友達連れだったとしたら声を掛けないでスルーするかもしれません。状況によります」と回答。続けて、「(当時と)違う人に見えちゃうかもしれないし、私が知らない人生を歩んでいたりしたらさみしいと思うのかも」と恋愛観を語った。

 新木さん演じる“ぶっ飛び女子”ユリカのラブコメがいよいよ開幕。どんな演技で視聴者を楽しませるのか注目だ。第1話は17日午後10時から15分拡大版で放送される。

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