アニメ1週間:ガンプラW杯2019の日本代表決定 「がっこうぐらし!」7年の連載に幕

「ガンプラビルダーズワールドカップ2019」のジュニアコース日本代表に選ばれた「Eternal rival… 輝く時を超えて」(Toki-customさん)
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「ガンプラビルダーズワールドカップ2019」のジュニアコース日本代表に選ばれた「Eternal rival… 輝く時を超えて」(Toki-customさん)

 1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。今回(11月17~23日)は、アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2019」(バンダイスピリッツ主催)の日本代表が発表されたニュースやテレビアニメ化されたマンガ「がっこうぐらし!」が最終回を迎えた話題などが注目された。

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 11月17日、ガンプラW杯2019の日本代表がガンダムベース東京(東京都江東区)で発表された。15歳以上が対象のオープンコースで「麗しの覇王」(Re-taさん)、14歳以下が対象のジュニアコースで「Eternal rival… 輝く時を超えて」(Toki-customさん)が日本代表に選ばれた。それぞれの予選を勝ち抜いた各国代表が、12月8日に開催予定の世界大会に進出し、チャンピオンの称号を懸けて激突する。

 18日、人気キャラクター・すみっコぐらしの劇場版アニメ「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」(まんきゅう監督)の興行収入が4億円を突破したことが分かった。同作は、11月8日に114館で公開され、公開2週目で動員は33万人を突破。土日2日間の興行収入は前週比約150%。

 18日、熊本県出身のスタッフ、声優による同県を舞台としたテレビアニメ「なつなぐ!」が制作され、2020年1月からTOKYO MX、熊本放送で全12話が放送されることが明らかになった。2016年の熊本地震の復興支援の一環として、同県が制作。自治体が制作したアニメが、地上波で1クールにわたって放送されるのは初めて。本多康之さんが監督、福留俊さんがプロデューサーを務め、どめしさんが脚本を担当するなど熊本出身のスタッフが集結。熊本出身の青山吉能さんが声優として出演する。

 19日、テレビアニメ化もされた原悠衣さんの4コママンガ「きんいろモザイク」が、残り4回で最終回を迎えることが分かった。同日発売の連載誌「まんがタイムきららMAX」(芳文社)2020年1月号で「最終回まで残り4回」と発表された。

 20日、マンガ「放浪息子」「青い花」などの志村貴子さんの「どうにかなる日々」がアニメ化され、2020年初夏に劇場公開されることが分かった。さまざまな恋模様を描いたオムニバスマンガで、「あさがおと加瀬さん。」「フラグタイム」などの佐藤卓哉さんが監督を務め、ライデンフィルム京都スタジオが制作する。

 21日、角川スニーカー文庫(KADOKAWA)のライトノベル「回復術士のやり直し」がテレビアニメ化されることが分かった。「sin 七つの大罪」「神田川JET GIRLS」などに参加してきた朝岡卓矢さんが監督を務め、「神田川JET GIRLS」などのティー・エヌ・ケーが制作する。

 21日発売のマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)51号に、人気アニメ「ガンダム」シリーズの特集が掲載された。同誌の創刊40周年と「ガンダム」シリーズの40周年を記念して特集が組まれることになった。デザイナーの大河原邦男さんのスペシャル描き下ろしガンダム、シリーズの生みの親の富野由悠季監督のインタビューを掲載。「キングダムガンダム」「テラフォーマーズガンダム」などマンガ家による描き下ろしのイラストも公開された。

 22日、新幹線がロボットに変形するテレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン」の劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」(池添隆博監督、12月27日公開)が、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とコラボすることが明らかになった。劇場版に、「エヴァンゲリオン」の碇シンジや「シンカリオン 500 TYPE EVA」が登場する。コラボイラスト、コラボ映像も公開された。これまでも「シンカリオン」のテレビシリーズにシンジや「500 TYPE EVA」が登場するなどコラボが話題となった。

 22日発売のマンガ誌「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)2020年1月号で、テレビアニメ化や実写映画化されたマンガ「がっこうぐらし!」が、最終回を迎え、約7年の連載に幕を下ろした。

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