LiSA:紅白初出場も話題の歌手の魅力 アニメの魅力を際立たせる唯一無二の歌声 ロックファンの支持も

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LiSAさんのシングル「紅蓮華」のジャケット

 2019年の大みそかに放送された「第70回NHK紅白歌合戦」に初出場した歌手のLiSAさん。紅白では、テレビアニメ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」のオープニングテーマ「紅蓮華(ぐれんげ)」を披露し、圧倒的なパフォーマンスも話題になった。アニメ「ソードアート・オンライン(SAO)」「Fate/Zero」「魔法科高校の劣等生」など数々の人気作の主題歌を担当してきたLiSAさんは「抜群のオリジナリティー」でアニメファンのみならず、ロックファンも魅了しているという。その魅力とは……。

 ◇アニメファンだけでなくロックファンも引きつける魅力

 LiSAさんは、2010年に放送されたアニメ「Angel Beats!」の劇中に登場したバンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカル・ユイ役の歌い手に抜てきされ、人気を集め、2011年春にミニアルバム「Letters to U」でソロデビュー。数々の人気アニメの主題歌を担当してきた。2019年に大ヒットしたテレビアニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマ「紅蓮華」を担当したことも話題になり、同年、紅白歌合戦に初出場した。

 アニソンが充実していることで知られるタワーレコード新宿店の担当バイヤー・樋口翔さんは デビューから約10年を迎えるLiSAさんの歩みを「シングルをリリースする度にファンを増やし、魅了してきました。パンクバンド『SiM』のボーカルMAHさん、ロックバンド『UNISON SQUARE GARDEN』の田淵智也さんなど、ロックシーンのアーティストによる楽曲提供も多い。そんなアーティストによるハードな楽曲を歌いこなす力強い歌声は、アニメファンだけでなく、ロックファンの心もつかんできました」と説明する。

 同店では、「Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)」などのポスト・ハードコアバンドのCDと一緒にLiSAさんのCDを購入していく人も多いといい、年々“ロックヒロイン”としての地位を確固たるものにしてきたという。

 ◇アニメの魅力を増幅させる唯一無二の歌声

 「SAO」や「Fate」シリーズ、「鬼滅の刃」など数々の主題歌を担当してきたLiSAさん。多くの作品に求められる理由を、樋口さんは「抜群のオリジナリティーのある歌声」と表現する。

 LiSAさんの唯一無二の歌声が、アニメの作品としてのオリジナリティーをより際立たせる。「歌い出した瞬間に視聴者の心をつかむ」ような力強さがあるという。また、疾走感のあるロックの印象が強いLiSAさんだが、バラードの人気曲も多い。ロックで爽快感を与え、バラードで聴く人の胸を焦がす。アニメの世界観にマッチしたさまざまな楽曲を自由自在に歌いこなし、「アニメの体験をより鮮烈なものにしてくれる」という。

 「第70回NHK紅白歌合戦」の出場者発表の際、制作統括の加藤英明チーフプロデューサーは、LiSAさんの選考理由を「アニソンの域を超えた活躍をされている方」と説明した。その歌声でアニメファンのみならず、多くの人の心をつかむLiSAさん。今後のさらなる活躍に注目したい。

 ◇プロフィル

 樋口翔 タワーレコード新宿店7階(邦楽・販売促進)アニメ担当バイヤー。2014年に町田店から異動。アニメにハマったきっかけは「新世紀エヴァンゲリオン」「BLUE SEED」「VS騎士ラムネ&40炎」など1990年代の作品で、アニソンの中でもキャラソン、とりわけアイドルアニメ関連の楽曲を愛聴。マイアンセムは「アイドルマスターミリオンライブ!」より「Up!10sion Pleeeeeeeeease!」。お気に入りのアニメ・ゲーム作品は「プリティーリズム」「アイドルマスター」「フォトカノ」「サクラ大戦」など。

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