テレビ大阪:10年ぶりアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」に「大きな期待」 海外展開も視野に

アニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」のビジュアル (c) TOMY/アースグランナー・テレビ大阪
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アニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」のビジュアル (c) TOMY/アースグランナー・テレビ大阪

 テレビ大阪(大阪市中央区)は1月29日に社長会見を開き、同局が制作に参画したアニメ「トミカ絆合体 アースグランナー」(4月からテレビ大阪・テレビ東京系で放送)について、田中信行社長は「大きな期待を寄せている。タカラトミーらと共同出資で制作しているが、トミカは海外でも知られているブランドのため、共同出資社と相談しながら海外展開も視野に入れていきたい」と話した。

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 「トミカ絆合体 アースグランナー」はタカラトミーのミニカーブランド「トミカ」を題材にしたテレビアニメ。トミカの50周年を記念した企画の一環で、テレビ大阪が「ジュエルペット」以来約10年ぶりに制作に参画したテレビアニメとなる。

 田中社長は10年ぶりにアニメに参画した理由を「コンテンツを探していたところ、トミカの50周年とタイミングが合った」としている。放送時間帯は未発表だが「お子さんが見やすい時間帯」(担当者)という。

 同作は、駆動ライガ、駆動クウガの双子の兄弟が、地球の未来を守るため、グランナーR、グランナーKに変身し、相棒となるビーグルのガオグランナーレオ、ガオグランナーイーグルに乗り込み、敵である宇宙怪獣と戦う……という内容。ガオグランナー同士は“キズナ合体”することで、大型ロボットのアースグランナーとなる。

 石上静香さんが駆動ライガ、桜井春名さんが駆動クウガをそれぞれ演じるほか、スーパーレーサーのマッハ ゴウ役の福山潤さん、ガオグランナーレオ役の檜山修之さん、ガオグランナーイーグル役の日野聡さんが出演する。「妖怪ウォッチ」などのウシロシンジさんが監督を務め、OLMが制作する。トミカは1970年に誕生したミニカーブランド。これまで1050種以上の車種が発売され、累計販売台数は6億7000万台以上。

 社長会見では、2020年、同局は「アニメーション」「アジア」「AI」の「三つのA」を掲げて展開していくと発表。アニメは一つの柱と考えているという。

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