ダンダダン
第6話「ヤベー女がきた」
11月7日(木)放送分
アニメやゲームが人気の「デジモン」シリーズの新たな劇場版アニメ「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆」が、2月21日から公開中だ。小学生だった八神太一や石田ヤマトが大学生となり、“選ばれし子どもたち”がそれぞれの道を進み始める姿が描かれる。故・和田光司さんの「Butter-Fly」がオープニングテーマとして流れることも話題だ。1999~2000年に放送されたテレビアニメ第1弾のオープニングテーマで、多くのファンに愛される「Butter-Fly」の魅力について、田口智久監督に聞いた。
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「デジモン」は、1997年6月に携帯ゲームが発売され、テレビアニメ第1弾が1999~2000年に放送。2015~18年に新シリーズ「デジモンアドベンチャー tri.」が展開されるなど、息の長いコンテンツとして親しまれている。
新作は「デジモン」シリーズの初代プロデューサーの東映アニメーションの関弘美さんがスーパーバイザーとして参加し、「デジモンアドベンチャー」のオリジナルスタッフの中鶴勝祥さんがキャラクターデザインを担当。これまでもデジモンをデザインしてきたデザイナーの渡辺けんじさんが続投するなど、シリーズを支えてきたスタッフが集結した。
「Butter-Fly」は、テレビアニメ第1弾の音源にアレンジなどを加えず、そのまま使われている。田口監督は「テレビアニメ第1弾のオリジナルの演出や音楽などを使って、『デジモンって、こういうものだったんだ』ということをちゃんと伝えるものにしたかった」と語る。
田口監督は、「Butter-Fly」の魅力を「聴いた人それぞれが解釈を持てる歌詞」と話す。
「もちろん曲自体にも勢いがあるし、子供心に口に出したいような言葉も詰まっています。ただ、『Butter-Fly』の歌詞って、ちゃんと読むと意味が分からない(笑い)。『どういうこと?』と思うんですけど、抽象的な歌詞だからこそ、いろいろ想像の余地がある。具体的ではないがゆえに、みんなの心の形にハマっていくような、幅がある曲だと思います」
名曲「Butter-Fly」と共に長くファンに愛される「デジモン」シリーズについて田口監督は、「ファンの人が卒業しないコンテンツ。大人になっても見返して、心のよりどころになるような作品」と表現。歌詞の意味をそれぞれが想像するように、「大人になった“選ばれし子どもたち”がどんな努力をして、どんな道を進んでいったのか、想像してもらえるとうれしいですね」と語った。
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