ジョゼと虎と魚たち:ジョゼと恒夫がはしゃぐ姿、幻想的な空と海も 劇場版アニメのカット公開

劇場版アニメ「ジョゼと虎と魚たち」の一場面 (C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project
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劇場版アニメ「ジョゼと虎と魚たち」の一場面 (C)2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project

 2003年に俳優の妻夫木聡さん、女優の池脇千鶴さん主演で実写映画化もされた芥川賞作家の故・田辺聖子さんの小説が原作の劇場版アニメ「ジョゼと虎と魚たち」(タムラコータロー監督、2020年夏公開)の場面カットが3月3日、公開された。幻想的な空が広がる海辺で、ジョゼと恒夫がはしゃぐ姿や、ジョゼが海の中を泳いでいるような場面などが描かれている。

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 ジョゼと恒夫のそれぞれのキャラクターイラストが公開され、設定も明らかになった。主人公・恒夫は大阪の大学に通う4年生で、メキシコに生息する魚に魅せられて海洋生物学を専攻している。卒業後に留学するべく、ダイビングショップをはじめいくつものバイトを掛け持ちしている。そんな恒夫の前に突如現れるジョゼは、可愛らしい見た目とは裏腹に毒舌家で、祖母と2人で暮らしている。

 「ジョゼと虎と魚たち」は、自分の世界を生きる足が不自由な少女ジョゼと、ひょんなことから彼女と出会った大学生の恒夫の恋を描く。犬童一心監督の実写映画が2003年に公開された。

 劇場版アニメは、「ノラガミ」シリーズのタムラさんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」「僕のヒーローアカデミア」などのボンズが製作する。「ストロボ・エッジ」の桑村さや香さんが脚本を担当し、マンガ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の作画を担当した絵本奈央さんがキャラクター原案、「妖狐×僕 SS」「クジラの子らは砂上に歌う」などの飯塚晴子さんがキャラクターデザイン、総作画監督を務める。

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