日本アカデミー賞:最優秀助演女優賞に長澤まさみ セカチュー以来、2度目の受賞

「第43回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞に選ばれた長澤まさみさん(C)日本アカデミー賞協会
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「第43回日本アカデミー賞」で最優秀助演女優賞に選ばれた長澤まさみさん(C)日本アカデミー賞協会

 「第43回日本アカデミー賞」授賞式が3月6日、東京都内で開催され、映画「キングダム」に出演した長澤まさみさんが最優秀助演女優賞に選ばれた。2004年の「世界の中心で、愛をさけぶ」以来、同賞を受賞した長澤さんは「17歳の時に助演女優賞をいただいたことがあって、その時は何も分かっていなかったのですが、年を重ねるごとに仕事の魅力を感じ、自分にできることはなんだろうと思って、仕事に向き合ってきました」と振り返り、「まだ会ったことのない自分を目指して励んでいきたいです」と語っていた。

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 「キングダム」は、2006年から「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の原さんの人気マンガ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信の活躍や、後に始皇帝の名で知られるようになる秦王・えい政、「奇貨居(お)くべし」の故事で知られる宰相・呂不韋(りょふい)など英雄たちのドラマを描いている。12年にはテレビアニメも放送された。

 ◇優秀助演女優賞は次の通り(敬称略)

 天海祐希「最高の人生の見つけ方」▽小松菜奈「閉鎖病棟-それぞれの朝-」▽高畑充希「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」▽長澤まさみ「キングダム」▽二階堂ふみ「人間失格 太宰治と3人の女たち」

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