サイダーのように言葉が湧き上がる:劇場版アニメが公開延期 フライングドッグ設立10周年記念作

劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」の一場面(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会
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劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」の一場面(C)2020フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会

 アニメ関連の映像や音楽を制作するレーベル「フライングドッグ」の設立10周年を記念した劇場版アニメ「サイダーのように言葉が湧き上がる」(イシグロキョウヘイ監督)の公開が、予定していた5月15日から延期されることが分かった。

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 製作委員会は「日本国内における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う日本政府による発表を受け、慎重に検討を重ねた結果、公開日を延期することを決定いたしました。作品の公開を楽しみにお待ちいただいていた皆様には深くお詫(わ)び申し上げます」と説明している。新たな公開日は、決定次第、公式サイト、公式SNSで発表される。購入済みの前売り券(ムビチケカード)は、延期後の上映でも使用可能。

 「サイダーのように言葉が湧き上がる」は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年のチェリーと、コンプレックスを隠すためにいつもマスクをつけている少女のスマイルが出会い、言葉と音楽で距離を縮めていく様子が描かれる。「四月は君の嘘」などのイシグロさんが監督を務め、「ひるね姫~知らないワタシの物語~」などのシグナル・エムディとCG制作会社のサブリメイションが製作する。

 歌舞伎俳優の市川染五郎さんが声優初挑戦で主人公チェリーを演じ、女優の杉咲花さんがヒロインのスマイルの声優を務めるほか、山寺宏一さん、花江夏樹さんらが声優として出演する。

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