宮本茉由:CanCamモデルの美女が小芝風花に嫌み連発 「妖怪シェアハウス」で“小悪魔”編集者に

連続ドラマ「妖怪シェアハウス」に出演が決まった宮本茉由さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「妖怪シェアハウス」に出演が決まった宮本茉由さん=テレビ朝日提供

 女性ファッション雑誌「CanCam(キャンキャン)」(小学館)の専属モデルも務めている女優の宮本茉由さんが、小芝風花さん主演で8月1日にスタートする連続ドラマ「妖怪シェアハウス」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分)に出演することが7月6日、明らかになった。会社をクビになって仕事もお金もなくなった主人公・澪(小芝さん)がアルバイトをすることになる、小さい編集プロダクションで働く女性・柳沙羅を演じる。

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 若手編集者の沙羅は、相手を見て態度を変えたり、意地悪なことも可愛く言ってのけたりする、小悪魔全開キャラ。新入りで気弱な澪に、嫌みを連発するシーンもある。宮本さんは「沙羅はちょっと自分に甘くて、思ったことをすぐ口にしてしまう、ピュアな子なのですが、決して悪い子ではないんです。だからこそ、ただいじわるしているみたいには見えないよう、沙羅の純粋な素の部分を出していきたいです」と意気込んでいる。

 また「何を言い出すか分からない、編集部のムードメーカー的な存在として演じられたらいいなと思います」と話していて、「私は秋田県生まれなのですが、それを調べてくださったスタッフさんが沙羅の設定も秋田県出身にしてくださいました。沙羅はきっと、ずっと秋田で育った子なので必死に東京の人たちに合わせようと頑張っているのだと思います。そう思ってみると、沙羅が言っているせりふ一つ一つが可愛く見えてきて、いとおしいなぁと思いながら演じています」と明かす。

 さらに「今回初めてコメディーに挑戦するのですが、もうすでに沙羅になりきって生活をしています」という宮本さんは、「いつもより性格も明るくなったのか、周りからも、『何か明るくなったね』『いいことあった?』と言われる機会も増えて、沙羅に少しずつ近づけている気がしてうれしいです」と喜んでいて、「沙羅のキャラクターには私自身、とても救われている部分もあって、ある意味こんなに物事をはっきり言えてうらやましいなと思ったり。彼女は、自分が楽しいからやる、好かれたいからこびる、と単純で楽観的なのかもしれません。そんな人ばかりでは困るけど、そんな沙羅も愛してもらえたらうれしいです」と役への思いを語った。

 ドラマは、「ケイゾク」「SPEC」シリーズなどを手掛けた西荻弓絵さん、「世にも奇妙な物語」シリーズなどで知られるブラジリィー・アン・山田さんらが脚本を担当するオリジナル作品。妖怪たちが生活するシェアハウスにたどり着いた澪が、おせっかいな妖怪たちに助けられながら、成長していく姿を描く。

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