中村蒼:「エール」の鉄男で話題 船越英一郎主演「赤ひげ」保本登役続投「多くの人に勇気与えたい」

BS時代劇「赤ひげ3」に出演する中村蒼さん
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BS時代劇「赤ひげ3」に出演する中村蒼さん

 窪田正孝さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」で、主人公・古山裕一(窪田さん)の幼なじみ・村野鉄男を演じ、話題の中村蒼さんが、同局のBS時代劇シリーズの第3弾「赤ひげ3」に出演することが分かった。中村さんは第1、2弾に続く出演で、青年医師の保本登役で登場する。

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 BS時代劇「赤ひげ」は、船越英一郎さん主演の人気シリーズ。山本周五郎の傑作小説が原作で、小石川養生所を舞台に、無骨で謎めいた医師の“赤ひげ”こと新出去定(にいで・きょじょう、船越さん)と、赤ひげに反発しつつも医師として生きるべき道を見いだしていく青年・保本登(中村さん)の交流を中心に、さまざまな患者や市井の人たちの姿を描いてきた。

 第3弾では、江戸時代、貧しい者たちのために作られた小石川養生所。所長の新出去定は、恐れや親しみを込めて「赤ひげ」と呼ばれている。若き医師の保本登や津川玄三(前田公輝さん)、田山真一郎(鈴木康介さん)も交え、今日も貧しい者の治療に奮闘中だった。そんな養生所に新たに、謎めいた若い女・つぐみ(優希美青さん)がやってくる。女だてらに医術の心得があり、ひねくれた性格から騒動を巻き起こす。そしてつぐみの親と赤ひげには過去に因縁が……。ついに、赤ひげの若き日が明らかになる。

 中村さんは「赤ひげが『3』となって帰ってきました。こうしてまた赤ひげの世界に保本登として生きられることをうれしく思いますし、何よりこうしてまたやれるのは多くの方が見てくれたお陰です。この作品は絶望の先にあるかすかな光を求め、新出去定先生をはじめとする養生所の医師たちが奮闘します。そんな姿はまさに今の日本に共通する部分が多々あるはずです。この作品で多くの人に勇気を与えたいと思っています。ぜひご覧ください」とコメントを寄せた。

 NHK・BSプレミアムとBS4Kで10月23日から毎週金曜午後8時に放送。全7回。

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