RAGE ASIA 2020:新たなeスポーツの観戦体験 豪華なマッチメークも

eスポーツイベント「RAGE ASIA 2020」のイメージ
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eスポーツイベント「RAGE ASIA 2020」のイメージ

 8月29~30日に開催されるeスポーツイベント「RAGE ASIA 2020」に向けて、イベントを運営するCyberZの大友真吾さん、エイベックス・エンタテインメントの坂本茂義さん、テレビ朝日の石田要さんがオンラインでトークセッションを開催した。大友さんは、イベントのコンセプトを「通常なリーグや大会で見れないような豪華なマッチメークを作り上げていきたいと思っています。また、ただのオンライン配信ではなくRAGEらしくバーチャル空間V-RAGEを本ローンチする形で、皆さんが見たことのないような新たなeスポーツの観戦体験を提供していきたい」と説明した。

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 石田さんは、テレビ局ならではのアプローチについて「若者のテレビ離れが叫ばれる中、eスポーツの持つ若者への訴求力に期待をしていますし、一方でマスメディアである地上波のリーチの広さを生かして、新たなeスポーツファンを獲得して市場のさらなる発展に貢献できるように、工夫をしながら番組作りをしています。また、特にこだわっているポイントは、eスポーツをスポーツと捉えて見せていくことで、番組の制作にあたっては、普段スポーツ中継等を行っているスポーツ制作の人間もチームに加わっています」とコメント。

 坂本さんは、今後の展望を「日本国内のゲーム人口が増えてきていますが、今回のVRや国際大会を通じてさらに広がってくると思います。リアルイベントを多く手掛けた弊社だから分かるのですが、やはりリアルイベントに行く方、行かない方が別れると思いますが、デジタル施策を行うことでさらに多くの人が体験してくれると思っています。アジア各国に拠点を持っているので、RAGEネットワークを設けて、RAGE独自のランキングなどをできればいいなと思います」と明かした。

 大友さんは、課題、目標について「日本でも急成長しているeスポーツですが、プレーヤーやゲームプレーヤー数に比べて観戦者数が世界に比べて圧倒的に少ないのが課題だと思っています。こういったイベントを繰り返すことでファン層を獲得し、日本に観戦文化をRAGEを通して根付かせることをしたいと思っています。同時視聴者数100万人超えが目標です」と語った。

 「RAGE ASIA 2020」は8月29、30日にYouTubeほかで配信。ゲームタイトルは「Apex Legends(エーペックスレジェンズ)」「荒野行動-Knives Out-」。

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