キャップ革命 ボトルマン:話題の“BM”はビーダマンではなかった!? ペットボトルキャップのシューティングホビー誕生 ゴミが宝物に!?

タカラトミーのシューティングホビー「キャップ革命 ボトルマン」シリーズ
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タカラトミーのシューティングホビー「キャップ革命 ボトルマン」シリーズ

 タカラトミーが、ペットボトルキャップを発射するシューティングホビー「キャップ革命 ボトルマン」シリーズを10月から展開することが9月15日、分かった。同社は、新プロジェクト「BM」を始動し、9月10日に玩具のシルエットを公開していた。シルエットが公開されると、SNSでは、タカラ(現タカラトミー)がかつて展開していたビー玉を発射する玩具「ビーダマン」シリーズが「復活するのでは!?」という声が続々と上がり、ツイッターで「ビーダマン」がトレンド入りしたことも話題になった。「BM」は「ビーダマン」ではなく「ボトルマン」であることが発表された。

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 ◇市販のペットボトルのキャップで遊べる

 「ボトルマン」は、ペットボトルキャップを発射してさまざまな競技を楽しめるシューティングホビー。市販のペットボトルのキャップや専用キャップを弾として装填(そうてん)して、後方のトリガーを押し込むことで、キャップが発射される。構造自体は「ビーダマン」にも似ている。

 第1弾として、パワータイプの「BOT-01 コーラマル」、連射が可能はスピードタイプの「BOT-02 アクアスポーツ」、コントロールタイプの「BOT-03 ギョクロック」(各800円、税抜き・以下同)、バトルフィールド、限定カラーのコーラマルなどのセット「BOT-04 ボトルマン デジタル対戦セット」(4980円)、専用のバトルキャップ「BOT-05 ボトルマン公式キャップ」(300円)が10月24日に発売される。

 「デジタル対戦セット」は、フィールドを組み替えることで、個人競技のバスケット、スナイパー、ボウリング、ストラックアウト、ロングターゲット、対戦競技のロングバトル、ターゲットシューティング、プッシュボトル、バトルスナイプ、PKをプレーできる。ニンテンドースイッチ用ソフトの無料ダウンロードコードも付き、ニンテンドースイッチと連動した“デジタルバトル”も楽しめる。

 YouTubeのタカラトミーチャンネルで、10月9日からオリジナルアニメ「キャップ革命 ボトルマン」を配信する。テレビ東京の朝の子供向けバラエティー番組「おはスタ」(月曜〜金曜、午前7時5分)では、毎週金曜にアニメや玩具の情報を紹介する。

 玩具の発売を前に非売品の限定モデル「ボトルマン プロトタイプ」を1000人にプレゼントするキャンペーンも実施。タカラトミーの公式ツイッターに投稿される指定のツイートをリツイート(RT)すると応募できる。応募は9月30日まで。

 ◇あえてアナログな遊びを

 タカラトミーのマーケティング本部ボーイズ事業部の山本修平さんによると「ボトルマン」は「アナログな遊び」を大切にしたという。

 「子供の遊びが、デジタルが主流になっている中で、実際に玩具を触った感触、アナログな遊びを大切にしたかった。手を動かして、キャップが飛んでいくというアナログならではの感触を楽しんでほしい。バトルをしたり、キャップを集めたり、子供同士でリアルなコミュニケーションもできます。バトルに勝つ喜び、負ける悔しさなどを感じることは、頑張る力、成長にもつながります」

 「ボトル」は、市販のペットボトルのキャップを使って遊ぶことができる。本来はゴミだったはずのキャップが、子供にとって玩具、宝物になる。

 「身近なものを使ってアナログな遊びをしてほしかった。ボトルキャップチャレンジやキャップ投げなどの動画も流行していますし、子供たちにとってキャップは身近な存在。キャップには、さまざまなデザインがあり、昔の子供たちが牛乳キャップや酒の王冠を集めていたように、集める楽しみもあります。キャップは本来はゴミですが、子供にとってゴミが宝物になります。遊びながら、ゴミの分別を考えるなどエコやリサイクルも学べます。キャップには、柔らかいものや硬いものもあり、硬いものはパワーショットが打て、柔らかいものは連射ができます。キャップのセレクトが戦略にもなります」

 あえてアナログを大切にした「ボトルマン」は、今時の子供には新鮮に見えるはずだ。

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