前野智昭&小笠原仁:「WAVE!!」で爽やかに サーフィン初体験で刺激も

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「WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~」に出演する前野智昭さん(左)と小笠原仁さん(C)MAGES./アニメWAVE!!製作委員会

 サーフィンがテーマのメディアミックスプロジェクト「WAVE!!(ウェーブ)」のアニメ「WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~」の第一章が10月2日、公開される。茨城県の大洗海岸で育った主人公・陽岡(ひなおか)マサキが、転校生の秋月ショウと出会い、サーフィンにのめり込んでいく姿を描く青春ストーリーで、2018年からラジオ、キャラクターソング、イベントなどが展開されてきた。マサキ役の前野智昭さん、ショウ役の小笠原仁さんのほか、中島ヨシキさん、佐藤拓也さん、白井悠介さん、土岐隼一さん、岡本信彦さん、森久保祥太郎さんら豪華声優陣が集結したことも話題になっている。前野さん、小笠原さんにアニメ、サーフィンについて聞いた。

 ◇前野智昭 地元・茨城への思い

 --出演が決まって感じたことは?

 小笠原さん 本当ですかーー!!と驚きました。初めて決まったアニメのメインキャストだったんです。収録は、ほかの作品が先だったものもあるのですが、役が決まったのは「WAVE!!」のショウ君が初めてでした。取り乱してしまって、その時の記憶がないんですけど、この衝撃は一生忘れないと思います。

 前野さん 茨城が舞台の作品と聞いて、茨城出身なので、ぜひ!と思っていました。地元を舞台とした作品に参加できることが、何よりもうれしかったですね。ネタになるくらい魅力度ランキングが低い県ですが、まあ笑っていただけることは悪い気はしないですし、これまでも魅力がいっぱいあるぜ!とアピールしてきたつもりです。地元と作品と結びつけることができるのがうれしいです。ただ、マサキのビジュアルを見た時は、正直に言いますと、まじか!?となりました。

 ー-勝手なイメージかもしれませんが、マサキはこれまで前野さんが演じてきたキャラクターとは印象が少し違うようにも……。

 前野さん そうなんですよ。僕にとって冒険でした。さまざまなキャラクターを演じさせていただけるのが声優の醍醐味(だいごみ)ですし、思い切って演じさせていただいています。純粋で真っすぐ、サーフィンへの愛情、熱量が強いキャラクターということもあり、スポーツに夢中だった頃を思い出して、懐かしくもなりました。周りのキャラクターも個性的でいいやつばかりです。やりとりをしていると笑顔になりますね。

 --舞台の大洗に行ったことは?

 前野さん 子供の頃に泳ぎに行ったり、潮干狩り、水族館に行ったりしていました。

 小笠原さん 僕はないんですよ。行きたいです!

 前野さん 実際にサーフィンしている方が多いんですよね。

 --サーフィンの経験は?

 前野さん なかったんですけど、スタッフの方に機会を作っていただき、経験しました。

 小笠原さん 僕もです。海に近いところで生まれたので、よくサーファーの方を見ていたんですけど、今回が初めてでした。こんな世界があるんだ!と衝撃を受けました。運動神経がよくないのですが、立って、波打ち際に行けるくらいにはなりました。すごく奥深いんです。ボードの上に立つと、波の力でこんなに動くんだ!と自分以外の力を感じました。実際にやらないと得られない感覚があるんだ……とすごく刺激を受けました。

 前野さん 僕は、岡本信彦さんの旅番組でご一緒させていただき、体験しました。いきなりハワイだったんです。ぜいたくな体験でした。パドリングの手の動き、ボードに立てた時の達成感は、経験しないと分からないものでした。貴重な体験をさせていただき、作品にも生かすことができました。サーフィンの経験があるキャストの方から、話には聞いていましたが、経験しないと分からないことがたくさんあったんです。やらないと分からないもんなんですよね。知れば知るほど面白いですし、またやってみたいです。

 小笠原さん 楽しいんですよね。絶対にまたやりたいです。

 前野さん いつかみんなでやりたいですね。スタッフさんが「いつかみんなでハワイでサーフィンするのが夢」と言っていましたし。

 小笠原さん 次は僕もハワイで!

 ◇小笠原仁 アフレコで緊張

 --小笠原さんは初めて決まったメインキャラクターということですが、アフレコはいかがでしたか?

 小笠原さん 月並みですが、緊張しました。あまりにも緊張しすぎて、入り口の近くに座って、ドアマンをやろうとしたら、前野さんに「なんでそこに座るの!」と言われて……。

 前野さん ダメですよ。メインキャラクターだから、センターでどっしりしないと。

 小笠原さん 先輩に挟まれ、マイク前に行くまでの緊張がすごかったんです。マイク前に行くと、お芝居に集中して、楽しい!勉強になる!となるんですけど、席に戻るとまた緊張するんです。

 前野さん 最初の頃は、スタジオに行くまでが緊張するんですよね。僕もそうだった。

 小笠原さん 僕にとっては、これから先の指針になるようなことばかりで、かけがえのない作品になりました。

 前野さん 僕も最初の頃のアフレコをよく覚えているし、それが基準になっているところもあります。小笠原君は個人的にも楽しみな後輩。「WAVE!!」は未来に関わってくる作品ですしね。

 小笠原さん ありがとうございます!

 --演じる際に意識したことは?

 小笠原さん ショウは、マサキ君にとっては憧れ、アイドル的存在で、サーフィンを続けるモチベーションでもあります。完璧なキャラクターなので、アイドル性、サーフィンへの愛情を真っすぐに表現しようとしました。ショウが出てくると、画面が明るくなるんですよね。キラキラの一助になるように頑張りました。

 前野さん マサキは若々しく、フレッシュです。自分が大人になる前のことを思い出して演じさせていただきました。ラジオドラマなどでも演じてきましたが、アニメは尺の制限もありますし、その中でこれまで作ってきたマサキを表現していこうとしました。若さあふれるキャラクターですし、小笠原君、中島ヨシキ君がフレッシュなので、二人の足を引っ張らないようにしないと(笑い)!

 小笠原さん 待ってくださいよ。僕らもキャラクターよりも年上なんですよ。

 前野さん 僕よりはキャラクターに年が近いよ(笑い)。

 --マサキは茨城弁でしゃべるシーンもあります。

 前野さん アニメ化の前に、どこまで茨城弁を出すのかをスタッフの方と相談させていただきました。普段は使わない言葉もあったので、親しみがある茨城弁にさせていただいたり。

 --ラジオドラマなどでも演じてきたキャラクターですが、アニメならではの表現はありましたか?

 前野さん 海の上で会話しているシーンの距離感が分かりやすいし、会話の生っぽさはアニメならではになったと思います。みんなそろって、2日間かけてアフレコできたこともよかったです。チームワークもよくて、和気あいあいとしていました。素晴らしいキャストばかりで、心強かったです。

 --最後に第一章の見どころを教えてください

 小笠原さん 波の表現、サーフィンシーンにぜひ注目してください。ありとあらゆる問題を波の上で解決しようとするキャラクターの生き生きした姿が魅力的です。ぜひ見てください!

 前野さん 日常生活のシーンもほんわかしますし、見どころだらけです。サウンドも気合が入っていて、目で見るもの、耳で聞くもの、心で感じるもの全てが魅力です。今は外出するのが難しいところもありますが、作品を見て少しでも爽やかな気持ちになっていただけるとうれしいです。

 「WAVE!!」は、「B-PROJECT」などを手掛けるMAGES.が原作で、サーフィンが題材のメディアミックスプロジェクト。アニメは、「ゴブリンスレイヤー」などの尾崎隆晴さんが監督を務め、「転生したらスライムだった件」などの筆安一幸さんがシリーズ構成を担当。旭プロダクションが制作する。、第二章が10月16日、第三章が同30日にそれぞれ公開される。

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