大友美有:eスポーツ、モデルで活躍の美少女 “二刀流”を選んだ理由 

eスポーツ選手、モデルとして活躍する大友美有さん
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eスポーツ選手、モデルとして活躍する大友美有さん

 eスポーツ選手、モデルとして活躍する大友美有(みゆう)さん。昨年の「女子高生ミスコン2019」でファイナリストに選ばれ、「第2回 全国高校eスポーツ選手権」の「リーグ・オブ・レジェンド( LoL)」部門で優勝するなど“二刀流美少女”として注目を集めている。大友さんが“二刀流”を選んだ理由とは……。

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 ◇eスポーツのために転校

 大友さんは2002年8月13日生まれ、埼玉県出身の18歳。両親がゲーマーということもあり、幼少期からゲームを楽しんできた。「幼稚園の頃からパソコンを触っていて、『スコットランドヤード』というゲームをやっていました。小学1年生の頃にはブラインドタッチでタイピングもできていました」と子供の頃から筋金入りのゲーマーだった。「中学2年生の時に気になる人がプレーしていた」という「LoL」に出会ってからは、すっかり同ゲームにのめり込み、上位ランカーに名を連ねるまでになった。

 高校1年生の時、「LoL」の高校生大会に参加しようとしたが、大会に参加するにはチームを結成する必要があった。当時、通っていた高校では、参加可能な5人が集まらず、悩んでいる時、通信制のN高等学校の存在を知った。N高のeスポーツチームは「LoL」の大会で実績を残していたこともあり、同校への転校を決意。eスポーツへの熱意を両親にぶつけ、転校した。転校後は、同高のeスポーツチーム「KDG N1」のメンバーとして「第2回 全国高校eスポーツ選手権」の「LoL」部門で優勝した。

 その後、ゲームの腕前を買われ、プロチーム「Rascal Jester」にスカウトされ、7月に練習生として加入した。「元々プロになるつもりはなかった」が、プロチームに入って「さらに腕を磨きたい」という気持ちから加入を決めたという。

 ◇目標は「女性がもっと参加しやすい大会を開く」

 モデルとしても活動するのは「モデルとして活躍すれば、私を通してゲームのことに興味をもってくださる方も増えるかもしれない」という思いがあるからだ。最近では着物モデルも担当しており、今後は「大学生向けファッション誌のモデルとして活動したり、 東京ガールズコレクション(TGC)などのランウエーを歩けたらいいな」と目を輝かす。

 eスポーツ選手、モデルの活動のいずれも大切にしているといい、“二刀流”と呼ばれることついては「ゲームでも剣を使うキャラクターが好きなので、うれしいです(笑い)!」と声を弾ませる。

 そんな大友さんの目下の目標は、高校生最後の今年に控える2大大会「STAGE:0」「全国高校eスポーツ選手権」での優勝だ。「大会に出て勝ったとしても、それが僅差であれば心にモヤモヤが残り、ずっと引きずってしまうタイプ」といい、大会に向けて「もっと力をつけて、圧倒的な力で優勝したいです」と意気込む。

 高校を卒業後は進学も考えているという大友さん。eスポーツ選手、モデル、学業と多忙を極めそうだが、「女性がもっと参加しやすい大会を開く」という大きな目標もある。“二刀流美少女”の今後の活躍がますます注目される。
 

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