幼なじみが絶対に負けないラブコメ：2021年にテレビアニメ化　電撃文庫のラブコメラノベ　松岡禎丞、水瀬いのり、佐倉綾音、大西沙織、島崎信長が出演

　電撃文庫（KADOKAWA）のライトノベル「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」が、2021年にテレビアニメ化されることが10月3日、分かった。「刀剣乱舞-花丸-」などの直谷たかしさんが監督を務め、動画工房が制作する。松岡禎丞さんが主人公・丸末晴を演じるほか、水瀬いのりさんが志田黒羽役、佐倉綾音さんが可知白草役、大西沙織さんが桃坂真理愛役、島崎信長さんが甲斐哲彦役として出演する。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　松岡さんは「今回のお話は、男なら9割共感できる話になっていると思います。怒涛（どとう）のコメディーとシリアスの流れが、抜群の緩急となって津波のように押し寄せてきますので、この特大パワーを全力で皆様にお届けしたいと思います。配役も見させていただいたのですが、このメンバーなら全力でやって！とんでもない作品が生まれると思います！　みんなで限界パワーを引き出して、楽しい作品作りをし、臨みたいと思います」とコメント。

　水瀬さんは「黒羽は腹黒……。いや！　可愛く賢い小悪魔さんです！　どこまでが計算でどこからが本心なのか、まるで底無し沼のようで、足を踏み入れた瞬間から抜け出せなくなる魅力をもった女の子だなと感じました。その魅力を声でもしっかり表現できるよう頑張りたいと思います！　全力で翻弄（ほんろう）していきますので、ついてきてくださいね！」と話している。

　原作者の二丸修一さんは「私にはひそかな目標があります。それは『自分が生まれなかったときより【世界】を【ほんのちょっとだけ】面白く、幸福にしたい』というものです。皆さんのおかげでアニメ化が決まり、目標にぐっと近づきました。現在アニメに少し関わらせていただいており、より面白くなるよう全力を尽くしています。なのでお楽しみに！」とコメント。

　原作イラストのしぐれういさんは「仕草だったり声色だったり、イラストではなし得なかった表現が加わることにより、黒羽たちがどのようなキャラクターになっていくのかが原作チームとしても楽しみでなりません」と話している。

　「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」は、普通の高校生の・丸末晴、幼なじみの志田黒羽、芥見賞受賞の現役女子高生作家の可知白草らの恋模様を描いたラブコメディー。シリーズ累計発行部数は50万部以上で、「このライトノベルがすごい！2020」文庫部門新作2位に選ばれるなど人気を集めている。

　◇スタッフ（敬称略）

　監督：直谷たかし▽シリーズ構成：冨田頼子▽キャラクターデザイン：直谷たかし▽サブキャラクターデザイン：曾我篤史▽アニメーション制作：動画工房

　◇キャスト（敬称略）

　丸末晴：松岡禎丞▽志田黒羽：水瀬いのり▽可知白草：佐倉綾音▽桃坂真理愛：大西沙織▽甲斐哲彦：島崎信長