北川景子:山田洋次監督の作品に初参加 「キネマの神様」で昭和の銀幕スター役 「真知子巻き」の場面写真も

映画「キネマの神様」に出演する北川景子さん(C)2021「キネマの神様」製作委員会
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映画「キネマの神様」に出演する北川景子さん(C)2021「キネマの神様」製作委員会

 女優の北川景子さんが、沢田研二さんと菅田将暉さんがダブル主演を務める映画「キネマの神様」(山田洋次監督、2021年公開)に出演することが11月19日、分かった。北川さんは山田監督の作品に初参加。北川さんが演じるのは昭和の銀幕スター・園子で、スクリーンの中で芝居をする園子の姿が映し出されたキャラクタービジュアルと、劇中で描かれる1950~60年代に流行した、ストールを頭に巻き付ける「真知子巻き」スタイルになった園子の場面写真も公開された。

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 映画は、人気小説家の原田マハさんの同名小説が原作で、1920年に松竹の前身となる松竹キネマ合名社が設立され、今年で100周年を迎えることを記念して製作。ギャンブル漬けで借金まみれのゴウ(沢田さん)は、たった一つだけ愛してやまないものがあった。それは「映画」。若き日のゴウ(菅田さん)は助監督として、青春を駆け抜けていた。しかし、初監督作品「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大けがをし、その作品は幻となってしまう。半世紀後の2020年、あの日の「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウの中で止まっていた夢が再び動き始める……というストーリー。

 北川さん演じる園子は、昭和の大女優としての華やかさと気品を兼ね備えながらも、ゴウたちを実の弟妹のように気にかけ、撮影所の誰からも慕われる人情深い一面も見せるという役柄。「演じる上で、当時の撮影所時代を経験された山田監督に、銀幕女優ならではの立ち振る舞いや雰囲気をお伺いしました。当時のスタッフと女優は一日中撮影所で共に時間を過ごし、まるで家族のように親しい関係だったように、菅田さん演じるゴウちゃんとも『可愛い弟をからかうみたいな感じでやるといい』とよくご指導いただきました」とコメントを寄せている。

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