今週公開される映画からMANTANWEB編集部の“激推し”作品を紹介する「今週の激推シネマ」。今回は12月25日に公開された劇場版アニメ「ジョゼと虎と魚たち」(タムラコータロー監督)、人気アニメ「ポケットモンスター」の「劇場版ポケットモンスター ココ」(矢嶋哲生監督)を“激推し”する。
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「ジョゼと虎と魚たち」の原作は芥川賞作家の故・田辺聖子さんの同名小説(角川文庫)。2003年に俳優の妻夫木聡さん、女優の池脇千鶴さん主演で実写映画化され、高評価を得て話題となった。劇場版アニメでは、中川大志さんが大学生・恒夫、清原果耶さんが車椅子のヒロイン・ジョゼ、宮本侑芽さんが恒夫のバイト先・ダイビングショップの後輩・舞、興津和幸さんが恒夫のバイト先の友人・隼人、Lynnさんが図書館の司書・花菜、松寺千恵美さんがジョゼの祖母チヅをそれぞれ演じる。
ジョゼと恒夫の恋と、夢に向かって進んでいく姿を描く。恒夫が、ジョゼの相手をするバイトをすることになり、口の悪いジョゼは恒夫にきつくあたるが、恒夫も我慢することなく真っすぐぶつかり、2人の心の距離は徐々に縮まっていく。ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出していく。
「劇場版ポケットモンスター ココ」は、シリーズ23作目。森を舞台に、ポケモン・ザルードと、ザルードに育てられた少年・ココとの親子愛を描く。10歳の少年・ココを上白石萌歌さん、森で見つけた人間の赤ん坊を育てる幻のポケモン・ザルードを中村勘九郎さんが演じる。
ジャングルの奥地に、厳しい掟(おきて)で守られたポケモンたちの楽園「オコヤの森」があった。そこで暮らしていたザルードは、ある日、川辺で人間の赤ん坊を見付ける。見捨てられないザルードは、森のおきてに反して、赤ん坊をココと名付け、群れを離れて2人で暮らすことを決意。10年後、オコヤの森にやってきたサトシとピカチュウは、ココと出会う。自分をポケモンだと思っていたココに、少しずつ疑問が芽生え始める……。
そのほか、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんの絵本「えんとつ町のプペル」が原作の劇場版アニメ「映画 えんとつ町のプペル」(廣田裕介監督)、俳優の吉沢亮さんがコンピューター将棋にのめり込んでいく主人公を演じる「AWAKE」(山田篤宏監督)、クリエーター・ユニット「HoneyWorks」がプロデュースするバーチャルアイドル「LIP×LIP」の劇場版アニメ「HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”」(室井ふみえ監督)も同25日に公開された。
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