北村匠海:2020年はミュージシャンとしても飛躍 「猫」一発撮りで響かせた“歌心” レコ大にも

芸能
北村匠海さん

 12月30日午後5時30分からTBS系で生放送される「第62回 輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会など主催)。大賞の候補となる「優秀作品賞」には、俳優の北村匠海さんがボーカルとギターを務める4人組バンド「DISH//」の楽曲「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」も選ばれていて、初出場となる本番でのパフォーマンスにも期待がかかる。2020年は北村さんにとって、俳優としてはもちろん、ミュージシャンとしても飛躍を遂げた1年になったのではないだろうか。

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 「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」は、アーティストが一発撮りのパフォーマンスを披露するYouTubeチャンネルで今年3月に公開。以降、再生回数は伸びに伸び、8000万回再生を突破。「猫」はシンガー・ソングライターのあいみょんさんが作詞・作曲を手掛けたラブソングで、2017年8月リリースの「DISH//」のシングル「僕たちがやりました」のカップリング曲だった。

 「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」は、いわゆる再録バージョンで、動画では、バンドメンバーが事前にレコーディンした、アコースティックなサウンドに乗せ、北村さんが情感豊かにあいみょんさんが紡いだメロディーと歌詞を歌い上げている。一発撮りならではの緊張感も手伝ってか、北村さんの心の息遣いまでが伝わってきそうな5分半の映像は中毒性も高く、数々のリピーターを生み、再生回数が伸び続けているのも納得だ。同曲を通して、“ミュージシャン北村匠海”の歌心というものに触れたという人も多いのではないだろうか。

 「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」は配信リリースもされ、オリジナルの「猫」を含めるとストリーミング総再生回数1億8000万回、30万ダウンロードを記録。秋には「猫」を原案とした連続ドラマが、テレビ東京ほかで放送された。30日夜のレコ大次第で、さらなるヒットとなりそうだが果たして……。

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 一方、北村さんの俳優業に目を向ければ今年は4本の主演映画が公開された。新田真剣佑さんとのダブル主演となった「サヨナラまでの30分」では、劇中バンドのボーカルとギターとして演奏を披露。シンガー・ソングライターの米津玄師さんの大ヒット曲「Lemon」のミュージックビデオなどで知られる今村圭佑さんが撮影した、“音楽フェス”シーンは一つのハイライトとなった。

 「音楽」つながりで言えば、“とんかつ”と“クラブDJ”をテーマにした、イーピャオさん原案、小山ゆうじろうさん作画の異色マンガを実写化した「とんかつDJアゲ太郎」で、映画初単独主演を務めたのも記憶に新しいところ。また「思い、思われ、ふり、ふられ」のような少女マンガ原作の青春恋愛作があった一方で、吉沢亮さん、小松菜奈さんと共演した「さくら」のようなヒューマン/家族ものもあった。

 また、主演ではなかったが、「百円の恋」の武正晴監督が再びボクシングを題材に描いた映画「アンダードッグ」にメインキャストとして出演。児童養護施設で育った若き天才ボクサーに扮(ふん)し、役作りでは10キロ減量し、肉体を作り上げたことも話題になった。

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 月刊情報誌「日経トレンディ」(日経BP社)による「来年の顔」に選出されている北村さん。2021年は「DISH//」の4枚目のフルアルバム「X(クロス)」が2月24日に発売。「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」や、ドラマ「猫」の劇中歌で、北村さんが作詞・作曲した「あたりまえ」などが収録される予定だ。

 また、いじられキャラで“前髪ぱっつん”の若き看護師を演じる、高畑充希さん主演の連続ドラマ「にじいろカルテ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)が1月21日にスタート。「砕け散るところを見せてあげる」「東京リベンジャーズ」といった出演映画の公開も控えていて、2021年も俳優、ミュージシャンの両輪での活躍はまだまだ続きそうだ。

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