ガールガンレディ:大原優乃&寺本莉緒&石田桃香&安藤咲桜 猛暑でも脱げない!? 撮影秘話

連続ドラマ「ガールガンレディ」に出演する(左から)安藤咲桜さん、寺本莉緒さん、大原優乃さん、石田桃香さん
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連続ドラマ「ガールガンレディ」に出演する(左から)安藤咲桜さん、寺本莉緒さん、大原優乃さん、石田桃香さん

 女優の白石聖さん主演の連続ドラマ「ガールガンレディ」が、MBS・TBS深夜の「ドラマイズム」枠で4月6日に放送がスタートした。学校を舞台に、女子高生たちがプラモデルの銃で生き残りを懸けたサバイバルゲームを繰り広げる今作。印象的なのは、個性的なボディースーツに身を包んだ擬人化プラモデルが、コマンダー(司令塔)として女子高生たちに指令を下す姿だ。「革のスーツは熱がこもってしまって大変でした……」と、猛暑の中、行われたという撮影を振り返る擬人化プラモデル役の大原優乃さん、寺本莉緒さん、石田桃香さん、安藤咲桜さんに話を聞いた。

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 「ガールガンレディ」は、バンダイスピリッツ原案、ADKエモーションズ企画による“新時代の大人向け特撮ドラマ”。女子校で居場所を見いだせないプラモデル作りが趣味の地味な女子高生・立花小春(白石さん)が、ある日、不可思議な骨董(こっとう)屋で銃のプラモデルと「ガールガンレディ」シリーズのアリスというプラモデルを購入したことで、銃で同級生を撃たなくては生き残れない壮絶なバトル「ガールガンファイト」に巻き込まれていく……というストーリー。

 大原さん、寺本さん、石田さん、安藤さんは、四つのチームに分かれて戦う「ガールガンファイト」の中で、チームに指令を下すコマンダーという役どころ。大原さんはプレーヤーの死に涙するなど人間的な感情が強いアリス、寺本さんは冷静だが、引っ込み思案な一面をもつビアンカ、石田さんは「可愛いは強い」がモットーで関西弁で話すシャーロット、安藤さんは「ガールガンレディ」シリーズの中でも最も戦闘能力が高くサディスティックな性格のデイジーをそれぞれ演じている。

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 撮影は昨年夏、猛暑の中で行われたという。大原さんは「(着用しているのは)革のボディースーツなので、猛暑との戦いでした。熱がこもってしまうので、スタッフさんたちがあおいでくださったり、周囲に支えてもらいながらの撮影でした」と振り返る。

 「結構な装備をつけているんです」と安藤さん。「ウイッグにヘッドホン、カラコンと、今までにない衣装でした。(ウイッグとヘッドホンで)頭が締め付けられて周りの音も遮断されてしまい、監督の指示が聞こえず『もう1回お願いします!』というアクシデントがよくありました。あと、私は右目が隠れているキャラクターだったので、右側から話しかけられるとびっくりしたり……(笑い)。死角を初めて経験して大変でした」と話す。

 ツインテールのシャーロットを演じる石田さんは、ツインテールならではの苦労を明かす。「ツインテールにウイッグを2個分くらい使っているので、頭がほかのキャラクターより2倍くらい重たくて、実質頭が三つついているみたいでした……」と苦笑い。「また、撮影が進むにつれて重さでウイッグが後ろにズレるので、終盤になると前髪が“オン眉”になってくるんです(笑い)。それをメークさんと一緒に必死になって押さえて、なんとかオン眉を防ぐっていうことにも力を注いでいました」と語った。

 猛暑の中、“重装備”での撮影。寺本さんは「コマンダーの4人で集まっているときは、(撮影の都合上)なかなかコスチュームを脱げないという同じ悩みを持つ者同士、熱い、苦しい、聞こえないという思いを共有していました」とにっこり。「限られている休憩中、『今トイレ行きたいよね?』ってみんなでタイミングを合わせたりとか……(笑い)。でも、そういった同じ悩みがあったからこそ、早く打ち解けられた感じはありました」と振り返った。

 同世代で、テレビや雑誌などで活躍の幅を広げる同士の共演。石田さんは「これまで皆さんのご活躍を見ていて、今まで見ていた方たちに会えるんだとうれしかったです。私は初めての連ドラのレギュラーだったので不安も大きかったのですが、3人が笑顔でいてくれたから、すごいやりやすい雰囲気の中の撮影でした。ほんまに助かりましたし、楽しかった、ありがとう!」と感謝を述べた。同世代同士の“熱い”共演になったようだ。

 連続ドラマ「ガールガンレディ」は、MBSで毎週火曜深夜0時59分、TBSでは毎週火曜深夜1時28分に放送。

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