吉永小百合:初の医師役で医療従事者に感謝「力をいただきました」 東映・岡田会長しのぶ一幕も

映画「いのちの停車場」の合同会見に出席した吉永小百合さん
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映画「いのちの停車場」の合同会見に出席した吉永小百合さん

 女優の吉永小百合さんが4月18日、大阪府内で行われた主演映画「いのちの停車場」(成島出監督、5月21日公開)の合同会見に出席。同作で初めて医師役を演じた吉永さんは、「先生が東映の撮影所に来ていただいて、細かく丁寧に教えていただきました」と役作りについて明かし、「大変な時期なのに、医療従事者の皆さんから力をいただきました。感謝しています」と話していた。

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 今作は、昨年11月に死去した東映の岡田裕介会長が指揮を執った“遺作”だ。吉永さんは「岡田会長はそそっかしいから、『いのちの停車場』で止まらないといけないのに、間違えた電車に乗って天国に行ってしまったんじゃないかと思うんです」と冗談めかしつつ、「天国には樹木希林さんや、今回のモデルになった囲碁棋士の小川誠子さんもいらっしゃるので、上でワイワイ騒いでいらっしゃるんじゃないかなと思います」と、岡田会長をしのんでいた。

 映画は、現役医師で作家の南杏子さんによる同名小説が原作。救命救急センターに勤めていた医師の白石咲和子(吉永さん)は、ある事件をきっかけに、在宅医として故郷・金沢の「まほろば診療所」で働き始める。これまでの命を救う現場との違いに戸惑いつつも、患者たちの願いや支える家族の思い、患者の心に向き合うことの大切さに気づいていく……というヒューマン医療ドラマ。
 
 この日は、吉永さん、南野陽子さん、成島監督、南さんも出席した。

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