コントが始まる:古川琴音、クランクアップで「やっと心おきなく泣ける」 中村倫也は「マクベスが羨ましかった」

連続ドラマ「コントが始まる」のクランクアップを迎えた中村倫也さん(左)と古川琴音さん=日本テレビ提供
1 / 3
連続ドラマ「コントが始まる」のクランクアップを迎えた中村倫也さん(左)と古川琴音さん=日本テレビ提供

 俳優の菅田将暉さん主演の連続ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系、土曜午後10時)で、古川琴音さんと中村倫也さんがこのほど、クランクアップを迎えた。

ウナギノボリ

 「コントが始まる」は、2019年に放送された連続ドラマ「俺の話は長い」(同局系)などの脚本家・金子茂樹さんのオリジナル作。理想とかけ離れた人生を歩む、20代後半のお笑いトリオ「マクベス」の高岩春斗(菅田さん)、美濃輪潤平(仲野太賀さん)、朝吹瞬太(神木隆之介さん)たちが、思いもしなかった幸せと巡りあう姿を描く。

 マクベスの大ファン、中浜里穂子(有村架純さん)の妹・中浜つむぎを演じた古川さんは「やっと、心おきなく泣けると思って安心してます。本当に、この物語に出会えたことがすごく幸運だと思っています」と心境を明かし、「この先自分が何かしんどい時は、きっと、この作品と、このチームのことを思い出すだろうなと思います。だからこの今の気持ちをお守りのようにして、これからの役者人生を歩んでいきたいなと思っております」とあいさつ。

 「初めて台本を読んだときに、本当に自分の身の回りの大切な人たちの顔がすごくたくさん浮かんで、当初は、その人たちの心に届く作品を作りたいと思っていました。でも自分が演じていくうちに、だんだん自分がその物語に励まされているような感覚があって、演じながらも自分自身も救われていました」と振り返った。

 マクベスのマネジャー、楠木実籾を演じた中村さんは「こんなにも名前のつかない感情が高密度の塊になって、そこかしこに積み上がっている作品を僕は知りません。それはこの脚本とキャストの皆さんの力だと思います」とコメント。

 「先程、マクベスの演技を見ていたら少し羨ましくもあり、昔から知っている3人がこういう作品に出合えたことが、自分のことのようにうれしかったりもして、最終回の解散ライブに立ち会えることができてよかったと思っています。皆さん本当にお疲れ様でした」と語った。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事