NIGHT HEAD 2041:テレビアニメEDにMyuk Eveが書き下ろし 飯田譲治の伝説のドラマ原作

「NIGHT HEAD 2041」のビジュアル(C)飯田譲治/NIGHT HEAD 2041 製作委員会
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「NIGHT HEAD 2041」のビジュアル(C)飯田譲治/NIGHT HEAD 2041 製作委員会

 1990年代に放送され、カルト的人気となった飯田譲治さん原作のドラマ「NIGHT HEAD(ナイトヘッド)」のテレビアニメ「NIGHT HEAD 2041」で、シンガー・ソングライターの熊川みゆさんの音楽プロジェクト「Myuk(ミューク)」がエンディングテーマ(ED)「シオン」を担当することが7月8日、分かった。同楽曲は、歌手のEveさんが書き下ろした。

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 MyukとEveさんは、今年1~3月にノイタミナで放送された「約束のネバーランド」の第2期のED「魔法」でもタッグを組んでおり、「NIGHT HEAD 2041」で再びタッグを組むことになった。

 Myukは、「『シオン』というタイトルは今回の曲を書いてくださったEveさんが名付けてくださっていて、紫色の花の名前から来ています。花言葉は、“君を忘れない”、“追憶”という意味を持っています。心に廻(まわ)る想(おも)いを糧に、困難に立ち向かい、いまだ見ぬ世界へと想いをつないでいくことは、ずっと誰かを忘れないでいることと似ているように思います。本作の主人公である二組の兄弟や、聴く人のつなぎたい想いのそばに、少しでもこの曲があればいいなと思い、紫苑の花をイメージしながら歌いました」と話している。

 Eveさんは「楽曲名の『シオン』は紫苑という花の名から、君を忘れない、愛の象徴という花言葉にある通り、その人の心にあるものを決して忘れさせない、忘れたくない気持ちを永遠につなぐ思い草からこの作品のテーマにとてもぴったりだなと思い、名付けました。Myukの素晴らしい歌声と共に、この作品に彩りを添えることができてうれしいです」とコメントを寄せている。

 「NIGHT HEAD 2041」は2041年が舞台で、「NIGHT HEAD」の主人公である超能力者の兄弟、霧原直人、直也に加え、国家保安部隊のもう一組の兄弟、黒木タクヤ、ユウヤが登場し、二組の兄弟が対峙(たいじ)する。声優の小野大輔さんが霧原直人、島崎信長さんが霧原直也、櫻井孝宏さんが黒木タクヤ、小野賢章さんが黒木ユウヤをそれぞれ演じる。

 飯田さんが原作、シリーズ構成、脚本を手掛け、「エア・ギア」「天上天下」などのマンガ家の大暮維人さんがキャラクターデザイン原案を担当する。「revisions リヴィジョンズ」でCG監督を務めた平川孝充さんが監督を務め、「STAND BY ME ドラえもん」などの白組が制作する。フジテレビの深夜アニメ枠「+Ultra(プラスウルトラ)」で7月から放送される。

 「NIGHT HEAD」は、超能力を持つ霧原直人、直也が自身の能力に苦しみながら、過酷な運命に立ち向かうドラマ。俳優の豊川悦司さんがサイコキネシスの能力を持つ霧原直人、武田真治さんがリーディングの能力を持つ弟・直也を演じ、話題になった。1991年に「NIGHT HEAD」の前身となるショートドラマがフジテレビのオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語」で放送され、テレビドラマシリーズが1992~93年に放送された。1994年には劇場版も公開。小説、コミカライズ、ゲームなども展開された。過去にはアニメ「NIGHT HEAD GENESIS」も制作された。

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