クラユカバ:追加キャストに黒沢ともよ、芹澤優 序章完成 塚原重義監督のオリジナルアニメ

「クラユカバ」の一場面(C)塚原重義/ツインエンジン
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「クラユカバ」の一場面(C)塚原重義/ツインエンジン

 アニメ「端ノ向フ」やバンド「SEKAI NO OWARI」のライブ演出アニメなどを手がけてきた塚原重義監督のオリジナルアニメ「クラユカバ」に声優として黒沢ともよさん、芹澤優さんが出演することが分かった。黒沢さんはタンネ、芹澤さんはサキというキャラクターをそれぞれ演じる。同作の序章が完成したことも発表された。パイロット版、序章を含む塚原監督の作品の上映会「クラユカバ 序章/弥栄堂の轍 ~塚原重義作品 特別上映会~」が、シネ・リーブル池袋(東京都豊島区)で8月13~26日に開催される。

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 黒沢さんは「オーディションに参加した際、この作品に至るまでの塚原さんの作品を拝見し、すっかりとりこになりました。本作の音声収録もとても辛抱強く丁寧に向き合ってくださったので、共に頭をこねくり回しながらも、楽しんで携わることができました。私自身まだタンネに対しては謎ばかりなのですが、精いっぱい演じさせていただきました。お楽しみいただけたら幸いです」とコメント。

 芹澤さんは「今回こうして塚原監督の初の長編アニメーション作品に出演させていただけて、とても光栄です!! サキは作品の中でも塚原監督らしさがすごく出ているキャラクターなので、私としても初めて演じるような役になりました。とても愛おしい子です。よろしくお願いします!」と話している。

 「クラユカバ」は、奈落の闇の奥底で、主人公・荘太郎が集団失踪の謎を追う。ぽちさんが美術設定、原図整理を担当し、皆川一徳さんがキャラクターデザインを手がける。パンケーキが制作する。講談師の神田伯山さんが主人公・荘太郎の声優を務める。

 2018年にクラウドファンディングを実施し、パイロット版の「クラユカバ パイロットフィルム」を制作。2020年に第2回クラウドファンディングを実施し、1570万364円の支援を受け、長編アニメを制作することになった。パイロット版が、ツインエンジンの公式YouTubeチャンネルで公開中。

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