ONE PIECE:全世界累計発行部数4億9000万部突破 100巻発売記念でルフィたちが“宇宙”へ 「ウォーリーをさがせ!」コラボ 企画続々

「ONE PIECE」コミックス第100巻発売記念プロジェクトのビジュアル(C)尾田栄一郎/集英社
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「ONE PIECE」コミックス第100巻発売記念プロジェクトのビジュアル(C)尾田栄一郎/集英社

 尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)のコミックスの全世界累計発行部数が、4億9000万部を突破したことが7月19日、明らかになった。国内の累計発行部数は4億部以上で、海外では57以上の国と地域で流通しており、累計発行部数が9000万部に達し、全世界で4億9000万部を突破した。

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 コミックス第100巻が、9月3日に発売されることを記念したプロジェクトが始動することも発表された。その一環として、集英社と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、バスキュールが共同した「KIBO DISCOVER PROJECT」がスタートした。「『宇宙への冒険』を通して世の中に希望を届けることに挑戦する」プロジェクトとなるといい、宇宙服を着たルフィが描かれたビジュアルが公開された。JAXAおよび、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙と地上をつなぐ放送局・KIBO宇宙放送局とコラボした企画で、詳細は今後発表される。

 ほかにもさまざまな企画が展開する。7月19日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)第33・34合併号では、人気絵本「ウォーリーをさがせ!」と「ONE PIECE」がコラボしたポスター「『ウォーリーをさがせ!』 in 『ONE PIECE』」が付録となった。コラボポスターは、「ONE PIECE」で描かれているワノ国の鬼ヶ島を舞台に、イラストの中に隠れているウォーリーや麦わらの一味を探して遊ぶことができる。ツイッターで、ハッシュタグ「#ウォーリーinワンピ」を付けて発見したキャラクターをツイートすると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施している。

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」、電子書店「ゼブラック」では、7月19日からコミックス第1~90巻を順次無料公開する。7月19日~8月1日に第1~32巻、8月2~15日に第33~61巻、8月16日~9月2日に第62~90巻が公開される。

 「ONE PIECE」の検定「第3回全国一斉ONE PIECEナレッジキング決定戦」が実施されることも発表され、特設サイトで参加受け付けがスタートした。さらに、尾田さんの短編集「WANTED! 尾田栄一郎短編集」に収録された読み切り「MONSTERS」がボイスコミック化されることも分かった。声優陣など詳細は今後発表される。ボイスコミックは、9月6、7日の各日午後4時に公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」で配信。「ONE PIECE」の短編ドラマの制作も進行しているという。

 「ONE PIECE」は、手足などがゴムのように伸びる麦わら帽子の青年・ルフィが、海賊王を目指して仲間と共に大海原を冒険する姿を描くマンガ。1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった。

 2010年3月に発売されたコミックス第57巻の初版発行部数が日本出版史上最高となる約300万部を記録。2012年8月発売の第67巻は初版約405万部で、自己記録を更新した。2015年6月には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」のギネス世界記録に認定された。1月4日発売の「週刊少年ジャンプ」5・6合併号で連載1000話に到達した。

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