米マーベル・スタジオ製作の最新作「シャン・チー/テン・リングスの伝説」(デスティン・ダニエル・クレットン監督)が9月3日に公開される。マーベル・スタジオ作品の今後を担う新ヒーロー「シャン・チー」の誕生が描かれる。大事な役どころを担うのが、アジアの誇る名優、トニー・レオンさんだ。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
レオンさんが演じるのは、主人公シャン・チーの父、シュー・ウェンウー。一族に伝わる伝説の腕輪“テン・リングス”を操り、犯罪組織を率いるリーダーでもある。息子のシャン・チーに後継者となることを期待して育ててきたが、最強の武術を習得したシャン・チーは「二度と戦わない」と力を封印し、運命から逃げ出してしまう。過去と決別し、普通の生活を送ろうと、名前を変えてホテルマンとして暮らしていたところ、理由があって再び荒波の中へ引き戻すのが“最凶”の父、ウェンウーだ。
レオンさんは、役どころについて「シュー・ウェンウーは悲劇的なキャラクターだと思うんだ」と説明。「確かにテン・リングスを持ち、とてもパワフルな男だけどね。彼はずっと孤独な人生を送った後、妻と出会う。愛と幸福と楽しさにあふれていた。それは彼にとって人生でもっとも幸せな時期だったんじゃないかな。彼女の死後、この家族はバラバラになる。彼は自分への罪悪感に苦悩し、悲痛な人生を送った。だから悲劇的なキャラクターなんだよ。彼女の死は、家族の各自にそれぞれ違う形で大きな衝撃を与えているんだ」と語る。
そして「10年後、シュー・ウェンウーはシャン・チーに戻ってくることを強いる。というのも、彼にはあるクレイジーなアイデアがあるからなんだ」と続ける。決別したはずの過去に呼び戻され、葛藤しながらも“本当の強さ”に目覚めていくこととなるシャン・チーだが、一方で、父シュー・ウェンウーもまた大きな葛藤を抱え、もがき苦しむ。
ほぼ無名にもかかわらず新ヒーローという大役を担うこととなったシム・リウさんとの共演について「彼はとてもナイスだし、あの若くて才能あふれる俳優と一緒に仕事ができて、本当にうれしかったよ。彼はプロフェッショナルで熱意に満ちているから、同じ現場にいる私にもエネルギーが湧いてくるように感じさせてくれるんだ」とコメント。“父子のアツいドラマ”にも注目だ。
12月20日公開の映画「【推しの子】-The Final Act-」(スミス監督)の前夜祭イベントが12月19日、東京都内で行われ、伝説のアイドル・アイを演じる齋藤飛鳥さんが登場…
ヒット中のディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌うガールズ…
俳優の小栗旬さん主演で、松坂桃李さん、池松壮亮さん、窪塚洋介さんが共演する映画「フロントライン」(関根光才監督)が、2025年6月に公開されることが分かった。新型コロナウイルスを…
俳優の長澤まさみさんが「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」などで知られる矢口史靖監督とタッグを組んだ映画「ドールハウス」が2025年初夏に公開されることが明らかになった…
ディズニー&ピクサーが手がける新作アニメーション映画「星つなぎのエリオ」が2025年夏に日本公開されることが12月18日、明らかになった。同作は今年春に公開予定だったが昨年、公開…