坂井真紀:「この初恋はフィクションです」主人公の母役 矢田亜希子はミステリアスな母に

10月スタートの「この初恋はフィクションです」に出演する坂井真紀さん(左)と矢田亜希子さん(C)TBS
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10月スタートの「この初恋はフィクションです」に出演する坂井真紀さん(左)と矢田亜希子さん(C)TBS

 10月からTBSが新設する深夜の帯ドラマ枠「よるおびドラマ」(月~木曜深夜0時40分)で放送されるドラマ「この初恋はフィクションです」に、女優の坂井真紀さん、矢田亜希子さんが出演することが9月4日、分かった。坂井さんは主人公・倉科泉の母の倉科祥子、矢田さんは、不思議な転校生・祖父江広樹の母の祖父江麻里を演じる。

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 祥子は眼科の開業医。泉も母親のように医者になりたいと願っている。麻里は、どこかミステリアスで、どこか浮世離れしている母親という設定だ。

 ドラマは、企画・原案を秋元康さん、脚本を「私の家政夫ナギサさん」(TBS系)などの徳尾浩司さんが務めるオリジナルの青春群像ラブストーリー。泉が通う桜彩館高校2年1組に「とんでもないイケメン」とうわさされる広樹が転校してくる。しかし、広樹は初日から欠席。担任から、広樹の家に宿題を届ける係に任命された泉は、麻里から「息子の友達になって」と頼まれる。泉は、同級生たちに内緒で広樹と連絡を取り合う……という展開。全話YouTubeでも配信。月曜~木曜の放送回を同週の金曜にYouTubeで一挙配信する。

 主演は、秋元さんが手がける女優発掘・育成プロジェクト「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』」(土曜深夜0時58分)の演技バトルで1位に輝いたメンバーとなり、今後、発表される。

 ◇坂井真紀さんのコメント

 今の若い子たちの進路の悩みや恋、SNSでのやりとりを含めて、大部分は母親目線でやきもきしながら、そして、私たちの時代とも共通する学生時代のあれこれは少し懐かしく、とても楽しく台本を読ませていただいています。顔が見えない相手に恋をすることはとても新鮮で、この恋の行方が楽しみです。

 私が演じる主人公の泉の母親の祥子は、とてもいい母親です。娘との会話の中ですてきだなと思うせりふがいくつもあります。泉と一緒に、親子らしい生き生きとした距離感、空気感が出せればいいなと思っています。

 今回、このドラマでデビューする子が多いですが、デビュー作は人生で一度きりですし、今しかできない、彼女たちにしか出せない魅力が現場でもキラキラとあふれています。そこもこのドラマの大きな見どころだと思います。

 ◇矢田亜希子さんのコメント

 フレッシュな方ばかりということもあり、現場の雰囲気がとても楽しいです。とても初々しい初恋の可愛らしい脚本で、顔の見えない相手に恋をするというのも新鮮ですし、学生時代の恋愛を思い出しつつ、共感しつつ読ませていただいています。

 メインキャストの女の子たちは初めてのドラマなのにとても堂々としていて、物おじしていない感じでしっかりしていました。その様子を見ていると、自分が制服を着てドラマに出ていた時代を思い出しました。フレッシュな皆さんの演技や成長していく姿も注目です。

 私は不思議な転校生の祖父江くんのお母さんなのですが、常に明るくて天真らんまんだけど、少し謎めいた部分もあるので、その辺りも注目していただければと思います。

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