特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系、午前9時)が、9月5日にスタートした。「リバイス」は家族の物語が描かれ、主人公・五十嵐一輝(いがらし・いっき)は、銭湯のしあわせ湯を営む五十嵐家の長男で、次男の大二(だいじ)、末っ子のさくらをはじめとする家族を守るために仮面ライダーリバイに変身する。一輝役の前田拳太郎さん、大二役の日向亘さん、さくら役の井本彩花さんを「本当に弟、妹みたい」と感じながら、撮影に挑んでいるという。五十嵐家の三兄妹を演じる前田さん、日向さん、井本さんに、“家族”の絆、チームワーク、撮影の様子について聞いた。
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前田さん 最初は二人とも現役高校生なのに大人っぽいなと思って。撮影が始まると印象が変わって、二人とも無邪気で可愛いですね。本当に弟、妹みたいな感じで。最初は遠慮もあったのかなと思うんですけど、全然遠慮がなくなってきて(笑い)。うれしいんですけどね。大人っぽいって思っていたんだけどなあ(笑い)。
日向さん 言われて気づいたんですけど、確かに遠慮がなくなりました(笑い)。(前田さんは)ちょっと真面目な人だなという印象があって、変にちょっかい出されるのは嫌なんだろうなって思っていたんですけど、段々距離が縮まって仲良くなるにつれて、お兄ちゃん(前田さん)がそういうことを受け止めてくれる人と分かったので、二人ともガンガンちょっかい出しにいくように変わってきました。
前田さん (井本さんの印象も)変わったよね。
井本さん ショックですね(笑い)。
前田さん (井本さんは)割と最初からしゃべってはくれたよね。結構男子で固まっていることが多いんですけど、そこにも全然入って。最初はきつかった?
井本さん 頑張った! (前田さんと日向さんは)オーディションの時から会っているから、ある程度仲がよかったんですけど、私は本当に初めましての状態でそこに踏み込むというのは、結構勇気がいりました。今はこうやって仲よくしてくれて、撮影現場も楽しいです。
日向さん 家族という設定があるので、家に飾る写真も実際に撮ったんですよね。バーベキューしているシーンとか、バドミントンのシーンとか。その写真をまとめて撮る日があって、三兄妹は移動もずっと一緒だし、実際に遊んだりしたので、それで三人の心の距離が縮まった気がします。
井本さん そうだね、それだね! 撮影で縮まったなって感じがします。
前田さん それまで三人でそろう機会ってあんまりなかったよね。アクション練習もすごく仲よくなったよね。
井本さん そうだね。
日向さん アクション練習もよかったね。
前田さん 五十嵐一輝はすごく真面目で真っすぐで、常に一生懸命です。特に家族、家族と一緒に守ってきた銭湯が本当に大好きなので、それを守っていくためにいつも全力な姿がすごく格好いいと思います。妹、弟がすごい大好きで、いつもおせっかいばかりで、ちょっと嫌がられている部分もあるのですが、本当に人や家族に対して愛情の深いキャラクター。仮面ライダーは孤独なイメージだったんですけど、今回の作品は、家族というテーマがあって、みんなで協力するところも見どころなので、ぜひ楽しみにしてください!
日向さん 五十嵐大二君は才能にあふれて、陰の努力家で、すごい一生懸命な、頭がよくて身体能力も高い男の子なんですけど、謎に満ちたところもあります。表情も豊かじゃないし、兄ちゃんみたいにテンションが高いわけでもなくて。実際どういうことを考えているんだろう?と見ていて思ったりすると思うんですけど、物語が進んでいくにつれ、大二君の本音も見えてきます。そういうところも注目して見ていただけたらなと思います!
井本さん 五十嵐さくらは三兄妹の中で末っ子で高校生です。そんなさくらは優しいんですけど思春期でお兄ちゃんにはクールな面もあります。やっぱり、さくらの一番の武器は空手なんです。物語が進んでいくうちにアクションも出てきます。そこにも注目して見ていただけたらなと思います!
「仮面ライダーリバイス」は、仮面ライダーの生誕50周年記念作品。主人公・五十嵐一輝が大切な家族を守るため、内に宿る悪魔バイスと契約して仮面ライダーリバイに変身。悪魔バイスが変身する仮面ライダーバイスと共に、“一人で二人”のコンビの仮面ライダーリバイスとして、悪魔崇拝組織デッドマンズと戦う姿を描く。「仮面ライダーセイバー」のパイロット監督などを務めた柴崎貴行さんがメガホンをとり、「悪夢シリーズ」などを手掛けた小説家で映画監督の木下半太さんが脚本を担当する。
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