進撃の巨人:梶裕貴「最後まで役者として全力で」 井上麻里奈「ガビは佐倉綾音にしか演じられない」 イベントに声優陣集結

「『進撃の巨人』The Final Season」のイベント「TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season SPECIAL EVENT」の様子(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
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「『進撃の巨人』The Final Season」のイベント「TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season SPECIAL EVENT」の様子(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

 諫山創さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「進撃の巨人」の最終章となる「The Final Season(ファイナルシーズン)」のイベント「TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season SPECIAL EVENT」が11月14日、川口総合文化センター・リリアメインホール(埼玉県川口市)で開催され、主人公のエレン・イェーガー役の梶裕貴さんら声優陣が登場した。
 梶さんは「改めて、この作品の持つメッセージや命の重さを感じる機会となりました。僕は原作を最終話まで読み終えているのですが……エレンの真意を知ったら知ったで、むしろ演じるのが難しくなってしまって。どう向き合っていけばいいのか、迷って悩んでしまうこともあります。でもここまできたら、どこまでエレンと心を重ねて演じていけるか……その戦いだと思っています。最後まで役者として全力で挑みたいと思っておりますので、どうか見守っていてください」と思いを語った。

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 第60~75話の名場面を振り返るコーナーでは、ガビ・ブラウン役の佐倉綾音さんが、第66話「強襲」でガビがライナー・ブラウンの名前を必死に叫ぶシーンをセレクト。佐倉さんは「ガビもまた歴史の被害者であり、彼女だけを責めることはできない」と話した。アルミン・アルレルト役の井上麻里奈さんもこの叫びを絶賛し、「ガビは綾音にしか演じられない」と感じたことを明かした。

 梶さんは第68話「義勇兵」でエレンが「戦え」と自身に言い聞かせるシーンを挙げ、他者と戦うことは誰にとっても怖いことであり、だからこそ自分を鼓舞するエレンに共感したという。

 イベントには、ミカサ・アッカーマン役の石川由依さん、ジャン・キルシュタイン役の谷山紀章さん、サシャ・ブラウス役の小林ゆうさんらも登壇した。

 「進撃の巨人」は、圧倒的な力を持つ巨人たちを相手に人類が絶望的な戦いを挑む姿を描いたマンガ。諫山さんのデビュー作で、2009年9月に「別冊少年マガジン」(講談社)の創刊タイトルとして連載をスタートし、4月9日発売の同誌5月号で最終回を迎えた。テレビアニメのシーズン1が2013年4~9月、シーズン2が2017年4~6月、シーズン3のパート1が2018年7~10月に放送。シーズン3のパート2が2019年4~6月、「The Final Season」のパート1が2020年12月~2021年3月に放送された。「The Final Season」のパート2が、NHK総合で2022年1月9日深夜0時5分から放送される。

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