22年注目女優:清原果耶に続く“10代の才能” 蒔田彩珠&南沙良「志乃ちゃん」コンビに大ブレークの予感

蒔田彩珠さん(左)と南沙良さん
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蒔田彩珠さん(左)と南沙良さん

 昨年、NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」のヒロインを弱冠19歳で演じきった清原果耶さん。10代前半のころから、女優として将来を嘱望され、期待通りの成長を見せてきた。そんな清原さんも、今月末には誕生日を迎え、ついに二十歳に。ここでは、彼女の活躍に続きそうな、大ブレークの予感漂う“10代の才能”を紹介。2022年、新たなドラマ出演も控え、さらなる飛躍の時を迎えている注目の若手女優とは……。

 ◇数々の映画賞受賞 「何かを抱えた役」を演じさせればトップクラス

 まず最初に取り上げたいのが、昨年の朝ドラ「おかえりモネ」で、清原さん扮(ふん)するヒロインの妹、“みーちゃん”を演じた蒔田彩珠(まきた・あじゅ)さん。2002年8月7日生まれの19歳。数々の是枝裕和監督作品に起用され、2018年公開の「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(湯浅弘章監督)で映画初主演を果たした若手実力派の一人だ。

 2020年に公開された「朝が来る」(河瀬直美監督)の演技も高く評価され、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第94回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞などに輝いた、疑う余地のない“10代の才能”と言える。

 朝ドラヒロインの妹といえば、蒔田さん同様、10代前半から演技力を評価されてきた清原さんも2019年の「なつぞら」で経験。それ以前にも土屋太鳳さん、杉咲花さんといった後に朝ドラヒロインとなる若手女優が担ってきた重要なポジションで、「おかえりモネ」の“みーちゃん”として、お茶の間に顔と名前を浸透させた蒔田さんに、同じようなステップを踏むことを期待するドラマファンも多いことだろう。

 「人には言えない何かを抱えた役」を演じさせれば、同年代ではトップクラス。その一方で、「演じることが楽しいってことを忘れたくない。楽しむ気持ちを一番大事にしたい」との思いで役と向き合う蒔田さんは、堤真一さん主演で1月21日にスタートする連続ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系、金曜午後10時)では、主人公・新島圭介(堤さん)の娘・麻衣を演じることが決まっている。

 麻衣は元々内向的な性格だったが、母親(石田ゆり子さん)が突然亡くなり、母から生きるすべを学べないまま大人になった女の子だという。劇中ではメガネ姿も披露している蒔田さんが、どんな演技を見せてくれるのか、見逃せない。

 ◇初演技からすごかった? 頼朝の愛娘役で初の大河ドラマに挑む

 さらにもう一人、紹介しておきたい“10代の才能”が南沙良さんだ。蒔田さんとは同学年で、ダブル主演として「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で共演し、第43回報知映画賞(蒔田さんと同時受賞)や第61回ブルーリボン賞などで新人賞に輝いた。

 2002年6月11日生まれの19歳で、女優デビューは2017年公開の映画「幼な子われらに生まれ」。同作でメガホンをとった三島有紀子監督は南さんを当時、「『ヨーイ、スタート!』も知らなかったので、本当にお芝居自体初めてだったんですけど、彼女は反応力が天才的。リアルな感情のぶつかり合いを撮りたいと思ったときに、南さんみたいな反射力というか反応力(は必要)。ちゃんと突き飛ばしたときににらみますしね。そういう反射力がすごくある役者さん」と絶賛していた。

 その後も順調に作品を重ねてきた南さんが、さらなる脚光を浴びたのが、昨年4月期の連続ドラマ「日曜劇場『ドラゴン桜』」(TBS系)。民放連ドラ初出演作で、「東大専科」の生徒・早瀬菜緒を演じた。菜緒は、今まで何かに本気で打ち込んだことがない、飽きっぽい性格の“イマドキ”女子で、プレッシャーを感じやすい一面もあり、劇中では周囲に対して感情のままに思いをぶつけるシーンが度々描かれた。

 その都度、南さんは菜緒として、自分と周りの生徒との違いに焦りを覚えたり、揺れ動きやすい等身大の高校生の姿を“リアル”に表現。視聴者からも「等身大の女子高生を自然に演じててすごい」「良い意味で普通の子に見える」「うそっぽいところがないのがいい」と反響を呼んでいた。

 1月9日からスタートする2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、大泉洋さん扮する源頼朝の愛娘・大姫役で出演。南さんにとって初の大河ドラマで、今までにない姿が見られるのではないだろうか。大ブレークの予感が漂う。

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