長谷川博己:綾瀬はるかと映画初共演 大河「八重の桜」では夫婦役 「はい、泳げません」6月公開

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 俳優の長谷川博己さんが、6月公開の映画「はい、泳げません」で主演を務めることが2月4日、明らかになった。本作は、泳げない男性と泳ぐことしかできない女性の物語。長谷川さんは、水に顔をつけられないカナヅチの哲学者・小鳥遊雄司(たかなし・ゆうじ)を演じる。雄司に水泳を教えるコーチ・薄原静香(うすはら・しずか)役で女優の綾瀬はるかさんが出演することも発表。長谷川さんと綾瀬さんは、NHK大河ドラマ「八重の桜」(2013年)で夫婦役を演じて以来の共演で、映画では初共演となる。

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 原作は、高橋秀実さんの同名エッセー(新潮社)。映画「舟を編む」(2013年)で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を獲得した渡辺謙作さんが監督を務める。渡辺さんは脚本も担当する。

 大学で哲学を教える雄司(長谷川さん)は泳げず、人間と水の関係について理屈ばかりをこねて水を避けてきたが、ある日、水泳教室に通い始めることに。コーチの静香(綾瀬さん)が指導するにぎやかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。その日から、水への恐怖で大騒ぎする雄司と、陸よりも水中のほうが生きやすいという静香の一進一退の日々が始まる。それは、ある理由で水を恐れることになった雄司の苦しくも再生の日々だった……というストーリー。

 長谷川さんは、綾瀬さんについて「滞りなく、お互い役柄として向き合えましたし、ますます華やかさやおおらかさが増して素晴らしい女優さんになられたなと感じました。今回の静香コーチの役は、彼女の持ち前の天使的とも言える存在感がマッチしていてとても印象的で、作品に深みが増しました」とコメント。一方の綾瀬さんは「長谷川さんの堅物な小鳥遊先生がとてもいとおしく、ずっとお芝居を見ていたくなりました」と語っている。

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