滝藤賢一:「家電侍」で主演 撮影は「俳優人生26年、もっとも過酷」 「BS松竹東急」開局ドラマ

4月2日スタートの連続ドラマ「家電侍」で主演を務める滝藤賢一さん(C)BS松竹東急/PROTX
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4月2日スタートの連続ドラマ「家電侍」で主演を務める滝藤賢一さん(C)BS松竹東急/PROTX

 俳優の滝藤賢一さんが、3月26日に開局するBS松竹東急(BS260ch・無料放送)の連続ドラマ「家電侍」(土曜午後11時、4月2日スタート)で主演を務めることが2月14日、明らかになった。ドラマは、江戸時代の長屋に暮らす貧乏浪人・兼梨四十郎(滝藤さん)のもとに、ひょんなことから現代の最新家電が届くようになり、それがきっかけで、さまざまな事件が巻き起こる時代劇コメディーとなる。

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 滝藤さんは「BS松竹東急さんの開局ドラマに、主演として参加できること、とても光栄です!」と喜ぶも、撮影について「俳優人生26年、数々の修羅場をくぐってきたと自負する滝藤ですが、もっとも過酷な21日間でした」と告白。

 「連日雪が降る寒さと凍ったおにぎり、膨大なせりふ、底なし沼のように終わらないシーン数の多さに撮影1日目で心が折れました。野生のイノシシが10頭くらい、撮影現場をものすごい勢いで駆け抜ける現場でした。キャストは皆、支度場から湯たんぽを抱えて最前線の現場に向かってました。しかし、誰一人体調を崩さない屈強なチーム。スタッフ、キャストの皆様の笑顔と頑張りのおかげで最後まで無事乗り切りました」と振り返った。

 続けて、「今となっては当たり前のようにある家電。しかし、家電がなかったら……。家電によってより深まる家族愛。自分の考え方一つで些細(ささい)なことも幸せに感じることができるかもしれない。小さな幸せを一つ一つ拾っていき、自分の人生を豊かにしていく。そんなドラマだと思っております」と紹介している。

 今作のプロデューサーは、「バイプレイヤーズ」シリーズ(テレビ東京系)などの濱谷晃一さんらが担当。滝藤さんと濱谷さんがタッグを組むのは、滝藤さんがドラマ初主演を果たした、同局の「俺のダンディズム」(2014年)と、「コタキ兄弟と四苦八苦」(2020年)に続き3度目となる。監督は、バラエティー番組の演出家として活躍する一方で、ドラマ「LOVE理論」(2015年)などを手掛けてきた西古屋竜太さんが務める。

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