倉科カナ:テレビ東京「オンナの復讐サスペンス」4月期に主演、7月期は松本若菜 2クール連続ドラマ

「寂しい丘で狩りをする」に主演する倉科カナさん(左)と、「復讐の未亡人」に主演する松本若菜さん
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「寂しい丘で狩りをする」に主演する倉科カナさん(左)と、「復讐の未亡人」に主演する松本若菜さん

 女優の倉科カナさんが、4月22日深夜スタートの連続ドラマ「寂しい丘で狩りをする」(テレビ東京、金曜深夜1時53分)に主演することが2月17日、分かった。同作は、テレビ東京と、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」がタッグを組んだ2クール連続の「オンナの復讐(ふくしゅう)シリーズ」の1作で、7月期は女優の松本若菜さん主演の「復讐の未亡人」が放送される。松本さんが連続ドラマに主演するのは初めて。

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 「寂しい丘で狩りをする」は、辻原登さんの同名小説(講談社)が原作。男たちの身勝手な欲望により、身も心も傷つけられた女性たちが、男たちに立ち向かっていく姿を描くサスペンスだ。

 主人公は、かつて交際していたカメラマン・久我との間につらい過去を持つ探偵・桑村みどり(倉科さん)。ある日、みどりのもとに野添敦子という依頼者がやってくる。敦子の依頼は自分を強姦(ごうかん)し服役していた押本という男の出所後を調べてほしい、というもの。押本の影におびえる敦子の依頼を、みどりは受ける。一方、押本は敦子にストーカー行為を始め、久我も再びみどりの前に現れる。そんな男たちに、みどりは復讐の炎を燃やし......というストーリー。

 一方、「復讐の未亡人」は、松本さんが出演するNetflix「金魚妻」の原作で知られる黒澤Rさんの同名マンガ(双葉社)が原作。夫を自殺で失った主人公が、別人になって夫の会社に潜入し、自殺に追いやった同僚たちに復讐する姿を描く。

 主人公は、IT企業の派遣社員として勤める有能なプログラマー・鈴木美月(松本さん)。夫の優吾が、会社で自殺したことをきっかけに、美月は「密」と名前を変え、夫の会社に潜入する。夫を追い詰めた一人一人に復讐するため、義弟で探偵の陽史の協力のもと、周到に罠を仕掛けていく……というストーリー。

 「Paravi」では、「寂しい丘で狩りをする」が3月10日に、「復讐の未亡人」が同9日にそれぞれ先行配信がスタートする。

 ◇倉科カナさんのコメント

 過去にトラウマを抱えつつも、そこに立ち向かっていく女性たちのお話で、特に主人公のみどりは強敵に立ち向かう役なのでぜひ演じてみたいなと思いました。みどりと、その依頼人の敦子、心身ともに傷つけられた過去を持つ女性たちがどう光をつかんでいくのか、そこが見どころの一つでもあり、この作品を通じてたくさんの方にエールを送ることができればと思います。どのシーンの撮影もエピソードがすごくて、心に負荷がかかるシーンが多く、見えない血を流しながら演じていますが、とてもやりがいがあります。ぜひご覧ください!

 ◇松本若菜さんのコメント

 「金魚妻」に続いて再び黒澤R先生の作品に出演させていただけることになり、大変うれしく思います。復讐(ふくしゅう)の仕方もかなり原作に近い描き方をしているので、原作ファンの方にも満足していただけると思いますし、演じるのがとても楽しみです。描かれるのは誰しもが思い当たるような身近にあるトラブルだったりするので、誰かに投影して見ていただけると面白いと思いますし、主人公の女性がどういう風に復讐をしていくのかも見どころの一つになっていくと思います。ぜひお楽しみに!

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