カムカムエヴリバディ:虚無蔵、“侍言葉”の理由明らかに 現代語話す様子に「衝撃!」の声も

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第82回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第82回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第82回が2月25日に放送された。大部屋俳優の伴虚無蔵(松重豊さん)が、普段から“侍言葉”で話す理由が明かされた。

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 第82回では、映画のオーディションに向けて、ひなた(川栄さん)は虚無蔵に、五十嵐(本郷奏多さん)の稽古(けいこ)をつけてくれるよう、本人と共に頼むが、断られてしまう。それでも役をつかもうと懸命に努力した五十嵐は、なんとか予選を通過。オーディションを翌日に控え、緊張する五十嵐を元気づけようと、ひなたはるい(深津さん)に頼んで……という展開。

 五十嵐に殺陣を教えられない理由について、虚無蔵は「拙者も受けるからだ、オーディションを」と英語混じりに明かすと、ひなたは「現代語しゃべった!?」と驚く。続けて、初代・桃山剣之介(尾上菊之助さん)と二代目となる息子(菊之助さん、二役)には確執があり、映画「妖術七変化!隠れ里の決闘」は当初親子共演を予定していたが、初代の敵役に虚無蔵が抜てきされたことが語られた。

 「せりふが苦手」だという虚無蔵は、映画で「寺子屋の先生(役)やったのに、うまいことしゃべることができんと、NGばっかりだして、何言うてるか分からん言われて、編集でさんざん切られた」と振り返った。そして、「あの映画が当たらなかったのは、ひとえに拙者の不徳の致すところ。図らずも、あの映画が先代の遺作となり、拙者の悔恨は募るばかり。拙者が常日ごろから着流し姿で侍言葉をしゃべるのは、日々、鍛錬を忘れぬためだ」と告白すると、ひなたは「極端やな」と小声でツッコんでいた。

 過去が明らかになった虚無蔵に、SNSでは「侍言葉しゃべるのってそういう理由があったのか」「虚無蔵さんの秘密が明らかに!」「虚無蔵さん………キツい立場だなあ」と反応。また、普通に話している様子に「虚無蔵さんが現代語をしゃべる衝撃!w」「虚無蔵さん普通にしゃべっとるやんw」「極端なのは同意」という声もあった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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