海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第85回が3月2日に放送された。大部屋俳優の五十嵐(本郷奏多さん)が、ひなた(川栄さん)に、「寂しいだろう、ばか」と抱きしめるシーンがあり、ネットが騒然となった。
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第85回では、映画村のステージショーで、茶道家の役を演じることが決まったすみれ(安達祐実さん)は、一恵(三浦透子さん)のもとで茶道の稽古(けいこ)を重ねる。付き添いを任されたひなたは、稽古後もすみれの愚痴に付き合う羽目になり、五十嵐となかなか会うことができない。そんなある日、一恵の細かい指導に対し、いよいよすみれの不機嫌が最高潮に達する……という展開だった。
五十嵐に会えない寂しさから、茶道の稽古の付き添い中に涙を流してしまったひなた。五十嵐が待つ道場へ駆けつけると、そこに五十嵐の姿はなく、ひなたはがっくりと肩を落としながら帰路につく。すると「大月」のすぐ近くに五十嵐がたたずんでおり、「何なんだよお前、いつもうろちょろ邪魔ばっかりするくせに、映画が決まった途端、姿をくらませやがって」とひなたに言葉をかける。ひなたが涙ながらに、すみれの稽古に付き添っていたことを説明すると、五十嵐はひなたを抱きしめ、「ちゃんと毎日顔見せろ……寂しいだろ、ばか」と言って、去って行った。
“ツンデレ”な五十嵐に、SNSでは「本郷奏多による究極のツンデレ」「ツンデレ五十嵐の『寂しいだろ……ばか』にやられました」「五十嵐がすごいのぶち込んでいった」「それはズルいわ、ズルいよ、五十嵐」「やばい五十嵐くん可愛すぎる」と大盛り上がりだった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。