センゴク:人気歴史マンガがNHKでドラマ化 仙石秀久が人生のヒントに 中村蒼主演

『ドラマ×マンガ「センゴク ~大失敗したリーダーの大逆転~」』に出演する中村蒼さん(左)と橋本マナミさん (C)NHK
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『ドラマ×マンガ「センゴク ~大失敗したリーダーの大逆転~」』に出演する中村蒼さん(左)と橋本マナミさん (C)NHK

 宮下英樹さんの歴史マンガ「センゴク」シリーズを基にしたドラマ「センゴク ~大失敗したリーダーの大逆転~」が、NHK・BSプレミアムで放送されることが3月4日、明らかになった。「センゴク」シリーズは、戦国武将・仙石権兵衛秀久の波乱の生涯を描いたマンガで、ドラマでは、マンガから人生のヒントをつかむ現代の若者の姿を描く。俳優の中村蒼さんが主演を務め、人気声優のせりふとCGでマンガのキャラクターを表現する。

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 戦争と縁遠い世代の視聴者に戦争について考えてもらうNHKの「ドラマ×マンガ」第5弾で、中村さんが東京の広告代理店でプロジェクトリーダーを任された千石健人を演じる。千石は、千葉で古民家食堂を営む女性・相模弥生にグルメサイトの記事についてクレームを受けて悩んでいた。そんな時、会社の先輩で歴女の岸野凛子から「史上最も失敗しばん回した武将」といわれる仙石権兵衛秀久の存在を教えられる。同じ「センゴク」という名字の武将に興味を持った健人は、権兵衛の生き様や織田信長、豊臣秀吉が権兵衛に授けた言葉から、リーダーとしての心得を学び、自分らしい生き方を考えるようになる。

 斉藤由貴さんが相模弥生、橋本マナミさんが岸野凛子をそれぞれ演じる。林裕太さん、奥田洋平さん、今村裕次郎さんらも出演する。

 中村さんは「自分は何者か迷いながら生きる健人にはとても共感しながら演じることができました。人は皆、社会に出ると少なからず自分ではない別の人間を演じて生きていると思います。“自分らしく生きる”というのは本当に難しいことだと思いますが、そのことの大切さが今作には込められていると思います」と話している。

 ドラマはBSプレミアムで4月以降、BS4Kで3月末に放送される。

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