海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第9回「決戦前夜」が3月6日に放送され、北条宗時(片岡愛之助さん)や千鶴丸(太田恵晴君)の命を奪ってきた善児(梶原善さん)が、八重(新垣結衣さん)を逃がそうとした江間次郎(芹澤興人さん)を無慈悲に“秒”で殺害するシーンが登場した。
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第9回では、ついに鎌倉入りを果たした源頼朝(大泉洋さん)の一党。敵対した平家方を捕らえるため、頼朝は競わせるように和田義盛(横田栄司さん)と畠山重忠(中川大志さん)を派遣する。これを知った北条義時(小栗さん)と三浦義村(山本耕史さん)は祖父・伊東祐親(浅野和之さん)と八重を救うため急ぎ伊東へと向かう……。
善児は伊東祐親に仕える下人。祐親から信頼され、与えられた役割を淡々とやり遂げていく不気味な仕事人だ。
次郎をあっさり殺すも、義村が現れたことで、八重の命を奪えなかった善児。それでもSNSでは「あっさり江間くん刺しちゃった」「容赦ねえ~」「こええええええええ」「善児アサシンすぎて旦那マジ哀れ…」「秒で江間を殺す善児、サイコパスの挙動」といった感想が書き込まれるなど、またも視聴者を震え上がらせた。
その後、姿を消した善児だが、「アサシン、消えたままか」「善児がやばそう~。まだまだ安心はできない」「善児、どうなるかなあ。あれで終わりのわけがない」といった声も上がっていた。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。