お見送り芸人しんいち:R-1グランプリ第20代王者 両親と名付け親サンドウィッチマンに感謝 賞金500万円は親族で山分け?

「R-1グランプリ 2022」で優勝したお見送り芸人しんいちさん=カンテレ提供
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「R-1グランプリ 2022」で優勝したお見送り芸人しんいちさん=カンテレ提供

 3月6日に生放送された“ピン芸日本一”を決める「R-1グランプリ 2022」(カンテレ・フジテレビ系)で第20代王者に輝いたピン芸人のお見送り芸人しんいちさんが優勝後、リモート会見に臨んだ。優勝が決まり、号泣していたしんいちさん。これまでは“食えず”に苦労も多く「きつかった」といい、両親と所属事務所「グレープカンパニー」の先輩、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」に感謝したほか、事務所への恩返しを誓った。

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 芸名の名付け親が、サンドウィッチマンの伊達みきおさんで、ネタのギターと歌を「武器」として気づかせてくれたのが富澤たけしさんだったというしんいちさんは、「あなたたちがいなかったら、今はないなって思っています」と感謝した。

 2人へのメッセージを求められると、「率直にありがとうございます。今はすみません、それしか出なくて……。お二人には、小遣いをいっぱいもらいました。正月にはお年玉もらいましたし、去年、おととしは、靴を買ってもらったり……。『後輩にいろいろ払えるようになれよ』と言われたので、『頑張ってなります』っていうのをお伝えしたいです」と語った。

 事務所初の「R-1グランプリ」ファイナリストで、同大会の優勝者になった。自身のことを「ダメ芸人。使い物にならなかった芸人だった」と表現。クビになりかけたところをマネジャーに救ってもらったといい、マネジャーにも感謝していた。そして今後の目標については、「グレープカンパニーに一円でもお金を落とすことです!」と力強く恩返しを誓った。

 賞金の500万円は「いったん両親に預ける」といい、「さっき(母に)電話したら、もう分配方法を考えている」と親族で分け合う予定だといい、自身の“取り分”はないようだ。

 R-1グランプリは、2002年にスタートし今回で20回目。今年は3199人がエントリーし、決勝には、前回準優勝のZAZY(ざじー)さんをはじめ、「THE W」4代目チャンピオンの吉住さん、kento fukaya(けんと・ふかや)さん、寺田寛明さんと、昨年のファイナリスト4人に、サツマカワRPGさん、お見送り芸人しんいちさん、お笑いコンビ「金の国」の渡部おにぎりさん、敗者復活戦「復活ステージ」を勝ち抜いたYes!アキトさんが加わり、計8人が進出して優勝を競った。

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