ガンプラアカデミア:ガンプラでものづくり学ぶ 小学校授業に1400校、9万人参加

「ガンプラアカデミア」のイメージ(C)創通・サンライズ
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「ガンプラアカデミア」のイメージ(C)創通・サンライズ

 バンダイスピリッツが、人気アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)を教材として、ものづくりの楽しさ、地球環境について考える小学校高学年向けの授業パッケージ「ガンプラアカデミア」を2021年10月~2022年3月に提供し、半年間で約1400校の約9万人が参加したことが分かった。

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 約9万人のうち約8割が小学5年生で、全国の小学5年生の約7%にあたる。授業用のキットとして「ガンプラトライアルキット RX-78-2 ガンダム」を使用。パーツ数は51パーツで、全高約10センチ。組み立てには、ニッパーなどの工具や接着剤は不要。

 参加した児童から「ガンプラを作る人は使う人のことを考えて作ってくれていることが分かりました。これからは、ものを大切に使おうと思いました。ガンダムを作るのはパーツが細かくて大変だったけれど、格好よく出来上がってうれしかったです」、教員からは「作る楽しさだけでなく、学習として工業生産の工夫、環境への配慮といったことについて改めて考えることができました。本当に有意義な授業を行うことができ感謝しています」などという声が寄せられた。

 バンダイホビーセンターの公式サイト「プラモデル授業」で2022年度版の申し込みをスタートする。

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