名探偵コナン:新章開幕 「サンデー」にコナンとゾロ 「ジャンプ」と“ひとつなぎの表紙”実現 巨大パネルも

「週刊少年ジャンプ」34号(左)と「週刊少年サンデー」35号の表紙(C)週刊少年 ジャンプ 2022年34号/集英社 発行:小学館
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「週刊少年ジャンプ」34号(左)と「週刊少年サンデー」35号の表紙(C)週刊少年 ジャンプ 2022年34号/集英社 発行:小学館

 「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中の青山剛昌さんのマンガ「名探偵コナン」が、7月27日発売の同誌35号で新章に突入した。同号では、青山さんとマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」などの尾田栄一郎さんの対談が掲載され、表紙に江戸川コナンとロロノア・ゾロが登場した。対談を記念し、「週刊少年サンデー」と「週刊少年ジャンプ」(集英社)がコラボし、7月25日発売の「週刊少年ジャンプ」34号の表紙にモンキー・D・ルフィと安室透が登場したことも話題になっている。

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 両誌のイラストは描き下ろしで、並べると一枚の絵になる“ひとつなぎの表紙”。小学館本社ビル(東京都千代田区)では、表紙を使用した縦約1.76メートル、横約2.66メートルの巨大パネルが飾られている。8月7日まで。

 「名探偵コナン」と「ONE PIECE」は共に2021年秋にコミックス100巻の大台に到達しており、マンガ界のトップランナーの二人が雑誌、出版社の垣根を越えて、対談した。対談は「週刊少年ジャンプ」34号に前編、「週刊少年サンデー」35号に後編が掲載された。後編では、冒険やラブコメ、友情について、100巻まで続けられて秘訣(ひけつ)、それぞれの作品の展望などが語られた。「週刊少年サンデー」35号の付録は、コナン、ルフィ、ゾロ、安室のイラストをつなげて一枚の絵にしたコラボポストカード。

 青山さんは1963年生まれ、鳥取県出身。1986年、第19回小学館新人コミック大賞に「ちょっとまってて」で入選。翌年同作で「週刊少年サンデー」でデビューした。「名探偵コナン」は1994年に「週刊少年サンデー」で連載を開始し、2021年10月にコミックス第100巻が発売された。コミックスが第101巻まで発売されている。

 尾田さんは1975年生まれ、熊本県出身。高校在学中の1992年に「WANTED!」で「週刊少年ジャンプ」の第44回手塚賞の準入選を受賞。1993年には「一鬼夜行」で第104回ホップ☆ステップ賞に入選。1997年に「週刊少年ジャンプ」で「ONE PIECE」の連載を開始し、2021年9月にコミックス第100巻が発売された。コミックスが第102巻まで発売されている。

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